先日、鎌倉芸術館にて素晴らしいマーラー９番を 聴かせてくれたチョン・ミョンフン。 世界トップレベルで活躍する現役指揮者の中で、 彼はワレリー・ゲルギエフと並ぶ"My お気に入り"である。 しかし、私が最も愛する指揮者は、 十束尚宏（とつか・なおひろ…

今夜はベテラン・テナーサックス・プレイヤー、 高橋知己のカルテットを聴きに馬車道の"エアジン"へ。 ここは横浜のジャズクラブ、というより ライブハウスの中でも老舗中の老舗。 お世辞にもキレイとは言いがたい雑居ビルの店内から、 創業以来40年近くにわ…

何故これまで聴くチャンスがなかったのだろう。 彼らを知らずに過ごした歳月が無駄に感じられて仕方ない。 SAXOPHOBIA。 ４人のサックス・プレイヤーによる空前絶後のユニット。 今宵、彼らのLIVEを自由が丘は"マルディグラ"にて初体験し、 体中の血液が沸騰…

チョン・ミョンフン指揮、 東京フィルによる マーラーの交響曲第９番を 鎌倉芸術館にて鑑賞。 本番前に公開リハーサルが あるというので（先着200名）、 「それは絶対に見逃せん！」と 早めに家を出る。 リハ後、入場者との 質疑応答コーナーが設けられた。 …

鎌倉ダフネにてＱいしかわカルテットのLIVE。 このバンドは何十回も聴いているし、 今夜もふだんと似たようなレパートリーだったのに、 メンバー全員にミューズが降臨したかのごとき神がかり演奏！ んもうカッコよすぎ。 平均年齢65歳の途方もない底力に た…

「俺に是非を説くな激しき雪が好き」by 野村秋介。 冬になると、この句を思い出す。 生前に会えなかったのが残念でたまらない人。 その気になれば機会はあったはずなのに。 野村さん。 気象庁は今冬が暖冬だなどと予報を立てましたが、大ウソでした。 日が落…

蜷川幸雄演出、シェイクスピア『間違いの喜劇』を見るために、 片道２時間かけて彩の国さいたま芸術劇場へ。 "世界のニナガワ"がこの劇場でシェイクスピア全37作品上演を 決意してから、今回が15作品目。 自慢ではないが、私はそのほとんどをここで見てきた…

本日は我がヒーロー、平将門公の命日である。 元々は旧暦であるから、完全には合致しないにしても、 心静かに、おごそかに過ごすべき日。 が。巷はバレンタインデーとやらで商戦真っ只中。 私は、この日に浮かれ騒ぐ気がせず、 丸々一日、平安貴族のごとく「…

日曜日、高校時代の友人と横浜駅東口の こじゃれたカフェにてランチ。 ラタトゥイユのガレット（蕎麦粉のクレープ） おいしゅうございました。 本日もめでたくノンアルコール。 帰りに近くのデパ地下に足を踏み入れたら、 怒涛のごとき人混み！！！ 「駅方面…

中央林間チップ・インにて 紙上理（しがみ・ただし）カルテット。 恐れ多くも、私、リーダーの紙上氏を「ガミちゃん」と呼び、 タメグチきかせてもらってます。 御年65歳の小柄なベーシストの体から 繰り出されるリズムはシビレルほどカッコよい。 もはや体…

長いこと酒を飲み続けているのに、 私は「いい気持ち」になったことがない。 で、周囲に「いい気持ちってどんな感じ？」と 取材して回ると、 「ふわ〜っと心が軽くなるよう」 「楽しいマッタリ感」 「ほんわか幸せ」 等々、いろんな答えが得られるのだが、 …

昨日と今日の２日間で、長年懸案だった 浴室・台所・トイレのリニューアル工事。 水回りがキレイになると、 停滞していた「気」の流れがよくなるらしい。 今後の変化が楽しみ楽しみ。 白状すると私は「片づけられない女」である。 現在、仕事部屋と寝室はい…

梅若能楽会館にて栗田芳宏演出 『マクベス』鑑賞。 マクベス夫妻を演じるは、 かのスーパー歌舞伎、 市川猿之助門下の 市川右近と市川笑也。 魔女たちの頭領へカテは藤間紫。 能楽堂の舞台で、歌舞伎役者が、 シェイクスピア！！ 我が家から中野坂上までは …

もうじきバレンタインデーとやらがやって来るそうで、 デパートやスーパーに足を踏み入れると、 多種多様なチョコがてんこ盛りに陳列されている。 が、しかし。 私の身近にいらっしゃる男性諸君。 私は君たち全員を平等に愛するがゆえに、 あえて誰にもチョ…

空気が乾燥していると、真っ先にノドをやられる。 同時に、指先のササクレがひどくなる。 出先でそれに気づいて、無理にひっぺがそうとすると、 血が噴き出したりしちゃって、痛ててててててっ！ 爪切りで、そーっと根元をカットするしかないのねん。 当然、…

私の部屋にはガラス張りの書棚があり、 そこには「成就しなかった恋の陳列棚」が鎮座ましましている。 お互い好意を持っているのが明確だったにもかかわらず、 交際には至らなかった男性たち。 そんな彼らからもらった小さなプレゼントや手紙などを こーっそ…

アクセサリー類はほとんど身につけない私だが、指輪だけは大好き。 もちろん高価なモノには手が届かないので、 持っているのはシンプルでカジュアルなデザインばかり。 「コレ私のタイプ〜！」と感じた指輪が １万円台だったら、間違いなく衝動買い。 ２万円…

節分の夜に野獣が咆哮する 激烈な音楽を聴く。 その源は。 私が愛してやまぬ４人の猛者たち、 荒巻BAND。 彼らが生み出す音は、ジャズという範疇では 到底くくりきれない。 あるのは、巨大で狂暴なナニモノか。 聴き手の心をわしづかみにし、 粉々に砕き、真…

ミルキークイーン様にハマリまくっている。 乙女チックなかわゆらしいお名前のこのお方。 そう、ご存知の方はご存知。 米なのである。お・こ・め。銀シャリ。 初めて出会った時は、あまりに「めるへん」な ネーミングに引いてしまったのだが、解説を読むと …