今夜はベテラン・テナーサックス・プレイヤー、
高橋知己のカルテットを聴きに馬車道の"エアジン"へ。
ここは横浜のジャズクラブ、というより
ライブハウスの中でも老舗中の老舗。
お世辞にもキレイとは言いがたい雑居ビルの店内から、
創業以来40年近くにわたって数々の名演を生み出してきた。
私は勝手にトモキさんを「兄貴」と呼ばせてもらっている。
だって、見るからにそういう雰囲気だし、
そういう存在なんだもん。
それゆえ、彼のLIVEはこれまで何度も聴いているのに、
何となく照れくさくて気恥ずかしくて、
ずっと何も書けずにいたのだ。
今夜は急ぎの仕事があったので、
残念ながら1st set しか聴けなかったけれど、
兄貴の音を聴くと、いつも
ホッとすると同時に血がわきたつような、
何とも矛盾した感覚にとらわれる。
ブルージーでクールでホットで。
ああ。やっぱりうまく書けない。
とにかく兄貴は、あのエルヴィン・ジョーンズと
一緒にプレイしていたスゴイ人なのです。
毎月、上記の横浜・馬車道の"エアジン"と
西荻窪の"アケタの店"でレギュラーLIVEをやっているから、
彼の音を耳にしたことがない方は、ぜひ足を運んでみて!
一見「無愛想」だけど(笑)、
実はすごくお茶目な人なんだってば。