端末の墓場

jazzydays2007-06-15

水無月も半ばにさしかかり、
夏越大祓の用意をする。
己に模した人形(ひとがた)に
半年分の罪・穢れを移し、
相模國一ノ宮、
寒川神社へ送付。


水無月とは言え。
関東地方も梅雨入りし、
実情は水有月。
本日は新月につき、
自分なりに諸々の儀式を執り行う。
キレイサッパリ、
カタをつけ、
前向きに今年後半戦を迎え撃つべく。


来週初めには。
長年、身を粉にして働いてくれた
前夫(=S社ノートPC)の後釜と入籍予定。
PCの寿命は3〜4年。
ヒト科オス・メスの愛情持続関係と
限りなく似ているではないか。


愛はなぜ終わるのか―結婚・不倫・離婚の自然史

愛はなぜ終わるのか―結婚・不倫・離婚の自然史


桜の樹の下には屍体が埋まっている!」
梶井基次郎は言ったが、
我がデスクの下は
過去に愛用したPC、PDAPHS他、
端末類の死屍累々である。
いずれも往年の活躍ぶりを思うと
捨てるのが忍びなく、
墓所は増える一方だ。
が。
それでいい。
言葉には言霊、
数には数霊。
そして。
たとえ使命を終えた後も、
モノには物実が宿っているのだから。


画像は今年前半戦を終えるにあたり、
罪・穢れを洗い落とすべく
選んでみました「ソープ寿司」。