タイムカプセル銀座

2月は瞬く間に過ぎた。
月曜は11年ぶりに歌舞伎座へ。
リニューアル後
初めて訪れたが、
内部はほとんど
変わっていなくて安心する。
演目は
「すし屋」
「暗闇の丑松」
「団子売り」。
千穐楽の前日。
入りは7~8割。
その気になりゃあ、
すぐ来られるじゃねえか。


昼飯は歌舞伎座前の
辨松の弁当と決めている。
デパ地下で見つくろったり、
内部の売店
食堂も試したけれど、
やっぱり辨松に落ち着く。
ゴハンもおかずも
冷たいまんま食べて
いっちばんおいしいように
作られてるんだよねえ。
カップ酒に
よく合うんだわコレが。


劇場も弁当も
ちょいダサな袋物や
ブローチなんかを
売ってたりする
土産屋の雰囲気も
変わらない。
タイムカプセルじゃ。
帰りは東銀座から
有楽町方面へ歩く。
ブランド店なんぞにゃ
目もくれません。
ナゼって。
不肖キツネ自体が
ブランドだからよ。
あーっはっはっは。


銀座周辺で
お気に入りの
スポットと言やあ。
銀座ファイブに
銀座ナインだ。
と聞いて
うなずく方は通じゃのう。
横浜方面ならば
マリナード地下街
セルテあたりが同じ匂い。


いわゆる
「大阪のおばちゃん」
っぽくならず、
もろ「お水」っぽくならず、
ラメ、豹柄、原色等々を
いかに安価でパンクに
着倒すかが不肖キツネ、
生涯のテーマ(大袈裟)
なんでございます。
高いもん着て見栄えが
するのは当ったりめえ。
たぶん。
宝くじで数億円
当たったとしても、
中高年御婦人向け洋品店
古着屋(これもタイムカプセル)
漁りはやめられまっせん。