「奇特」考

jazzydays2018-10-19

沢田研二のドタキャンが
物議を醸している。
さまざま批判は
出尽くした感アリ。
まあ。
芸人にとっちゃ、
わっざわざカネ出して
テメエの芸を見に
足を運んで下さる
奇特な人々ほど
ありがたい存在はない。
ありがたい=有り難い。
滅多にない、
っつうことだ。
せいぜい。
投げ銭拾ってた時代を
思い出すんだな。


日本人ジャズのLIVEなんて
よほどの著名ミュージシャンでない限り
集客は厳しく、
満席はそうそうない。
どころか。
スッカスカが日常茶飯。
もちろん。
客たった1人でも演奏する。
不肖キツネも
どれだけお見合いLIVEを
経験したことか。
演奏者のほうが多い店内。
客としてもいたたまれない。
が。
それがプロ。


さっき。
奇特という語を使ったけれど。
分解してみると。
奇=風変わり、稀有。
特=スペシャル。
そうよなあ。
いないよなあ。
自分のためにカネや
時間を費やしてくれる
赤の他人サマなんてさ。
それでも続くよ人生は。
The show must go on.
案外ドラマチックだったりするんだぜ。
Life can be stranger than fiction.