土曜日は大阪・願いの宮の
ももやま宮司さんが
東京においで下さったので
いつものように
取次ぎをお願いした。
詳細はHPにて。↓
http://tinyurl.com/puymuy5
帰りは上野に回って
国立西洋美術館で開催中の
ジャック・カロ展へ。
この稀代の版画家をワシは
知らずにいたんだが、
六本木ヒルズの森アーツセンターで
拾ってきたチラシに
興味をそそられた次第。
やっぱ。
捨てたもんじゃないよチラシ。
どの会場にも傾向の似た展覧会の
チラシが置いてあるから、
鑑賞者の心をヒットする確率は高い。
不肖キツネ自身、
何度もチラシがキッカケで
展覧会を見に行ってるもんな。
http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2013callot.html
で、さらに。
こたびはオマケの一押しがあった。
知る人ぞ知る中野京子氏の
「怖い絵」シリーズ第一巻、
すでに単行本で持っていたのに、
文庫版(新たな追加項目があるため)も
手に入れたらば。
解説ページにジャック・カロのことが
書かれてるじゃないかい。
こりゃあ。
もう「行け!」のサインだね。
- 作者: 中野京子
- 出版社/メーカー: 角川書店
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- メディア: 文庫
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肝心の作品はサイズが
非常に小さくって
細部を見るのがツライのだが、
そんでもフリークスと
戦争を扱った作品群は
エキサイティングであった。
道化・ジプシー・乞食など、
文化人類学的「周縁」に
位置する人間たちへの
視線は鋭いながらもユーモラスで、
カロという作者の
懐の深さを見る思い。
昼飯は館内のカフェ「すいれん」にて
魚のランチコース。
同時開催中の
作家・平野啓一郎が
キュレーターをつとめた
「非日常からの呼び声」は
国立西洋美術館所蔵作品から
彼が選りすぐったものに
独自の解釈をつけており、
これまた興味深かったわ。
平野なんて全然好きじゃないんだけど、
美術を見る目の確かさはホンモノだ。
素直に敬意を表します。
http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2014hirano.html
自家製パン。あったか&ほわほわ。
スズキのポワレ。
今日は梅雨の晴れ間だが、
週末は打ち続く雨に
打ちひしがれて
仮死していた。
各種SNSにもログオンしなかったので
その間にお声かけいただいた皆様、
大変失礼いたしました&
ありがとうござんした。
m(__)m