水無月断章

jazzydays2015-06-28

★あとちょっとで
今月も終わり。
なっかなか実り多き
1ヶ月であった。
とりわけ。
大阪より上京された
桃山宮司さんとの
再会&取次依頼と
鴨居玲の展覧会。
取次ってのはカトリック
告解に似てるような
気もするが、
もっと実際的で多分に
カウンセリング的要素がある。
鴨居玲については
まっだまだ書きたいことがあるので
後日あらためて。



取次事項を記入中の後ろ姿。桃山宮司さん撮影。


★米国在住のイラストレーター、
長岡秀星逝く。
享年78歳。
不世出のアーティストだった。
合掌。


★最近のピザはモチモチの
ナポリ風が全盛のようだが、
好みは断然パリパリの
ローマ風である。
ナポリ風はお腹にたまりすぎて、
他の料理を味わう余裕が
なくなるのよね。


★十代の頃より愛用してきた
通販コスメが不肖キツネの
お気に入り商品ばかりを
まるで狙い撃ちのように
販売中止しやがるので
ヒッジョーにアタマに来ておる!
(>_<)
他社に乗り換えようにも、
なっかなか代替品がないのよね。
どーしたもんか。


★スキニージーンズは体に悪い?
ならば体を締めつける
機能性下着の類も皆そうだろ。
ワシゃ何にせよ「キツイ」衣類が嫌いで
一切、身に着けないから
心配ないけどさ。
ジーンズに限らず、
パンツ類は全くはかぬ。
大病後ぜーんぶ捨てた。
自らの女性性を否定してきた
歳月が病を喚起したのを
自覚したからである。
日々コレ女装コスプレ、
不肖キツネの制服=ミニスカじゃ!


★遅ればせながら
遠藤周作の「沈黙」を読む。
カトリックに帰依した作家が
転びバテレンの主人公に
自らを重ねたであろうことは
想像にかたくない。
日本という八百万神々の国は
柔軟のようでいて、
その実、鉄壁の精神的地層を誇る。
仏教含め他国の宗教的侵略に対して
頑なな「前世=仏敵」の
古ギツネにとっては
非常に興味深い作品だった。


沈黙 (新潮文庫)

沈黙 (新潮文庫)


★過去3年にわたり、
通い続けてきた部室
(=と化した中華料理店)と
少々距離を置くことに。
不愉快な目に遭ったワケではない。
料理も相変わらず美味である。
ただ。
3回の居抜きを経て
経営者およびスタッフが
次から次へと変わり、
違和感が拭いきれなくなったのよ。
少なくとも以前は
客の面前でスタッフが飯を食ったり、
その子供らが店内で騒いだりすることは
皆無だったのじゃ。
つまりは「線引き」の問題である。
まっ。
気が向いたら戻るよそのうち。