たぶん。
20年ぶりぐらいに
「幼年期の終わり」を再読。
今回は数年前に出た
新訳(光文社文庫)だ。
旧訳(ハヤカワ文庫)との
大きな違いは
冷戦後の世界情勢を鑑み、
第一章が大幅に
書き換えられている点。
初めて読む人には
新訳をオススメするが、
導入以降の内容は
オリジナルと全く同一である。
ともかく。
このあまりに暗示的なSFが
約60年近く前に
書かれたことに
驚嘆を禁じえない。
(初版は1953年刊行)。
- 作者: クラーク,池田真紀子
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/11/08
- メディア: 文庫
- 購入: 31人 クリック: 146回
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- 作者: アーサー・C・クラーク,福島正実
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1979/04/01
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このたび読み返して
一体何度、
鳥肌が立つ思いを
したことか。
既成宗教の終焉。
津波。
クリスタルチルドレンの台頭。
アセンション。
今現在、まさに我々人類が
立たされている岐路を
ここまで予見していたとは。
つくづく。
アーサー・C・クラークは
天才であった。
Childhood's End (S.F. Masterworks)
- 作者: Arthur C. Clarke
- 出版社/メーカー: Gateway
- 発売日: 2010/06/17
- メディア: ハードカバー
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そうよ。
もう幼年期は終わり。
成年期もとうに過ぎ。
人類は熟年期に
さしかかっている。
老年期に足を突っ込む前に
覚醒せねばのう。
画像は一昨日まとめ買いした
ストラップ。
かわゆいでござろう?
どれもちゃーんと手首まで
入る長さ(これ必須)だよ。
1本980円を
値切り倒して
3本1300円。
わっはっは。