熟年期の始まり

jazzydays2011-05-01

たぶん。
20年ぶりぐらいに
幼年期の終わり」を再読。
今回は数年前に出た
新訳(光文社文庫)だ。
旧訳(ハヤカワ文庫)との
大きな違いは
冷戦後の世界情勢を鑑み、
第一章が大幅に
書き換えられている点。


初めて読む人には
新訳をオススメするが、
導入以降の内容は
オリジナルと全く同一である。
ともかく。
このあまりに暗示的なSFが
約60年近く前に
書かれたことに
驚嘆を禁じえない。
(初版は1953年刊行)。


幼年期の終わり (光文社古典新訳文庫)

幼年期の終わり (光文社古典新訳文庫)


幼年期の終り (ハヤカワ文庫 SF (341))

幼年期の終り (ハヤカワ文庫 SF (341))


このたび読み返して
一体何度、
鳥肌が立つ思いを
したことか。
既成宗教の終焉。
津波
クリスタルチルドレンの台頭。
アセンション
今現在、まさに我々人類が
立たされている岐路を
ここまで予見していたとは。
つくづく。
アーサー・C・クラーク
天才であった。


Childhood's End (S.F. Masterworks)

Childhood's End (S.F. Masterworks)


そうよ。
もう幼年期は終わり。
成年期もとうに過ぎ。
人類は熟年期に
さしかかっている。
老年期に足を突っ込む前に
覚醒せねばのう。
画像は一昨日まとめ買いした
ストラップ。
かわゆいでござろう?
どれもちゃーんと手首まで
入る長さ(これ必須)だよ。
1本980円を
値切り倒して
3本1300円。
わっはっは。



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