テレビも見なけりゃ、
ラジオも聞かない。
お笑い?
ワイドショー?
流行りのCMコピー?
一切合財、
お呼びじゃござんせん。
オリンピックなんざ、
知ったことか。
1日も早く終わって、
1日も早く日本人選手団が
無事に帰国してくれさえすりゃあ、
それでよし。
とことん。
この世の果てまで。
「売れ筋」嫌いのアタクシが。
新作映画を封切り直後に
見に出向くことなど、
まずない。
めったにない。
皆無と言っていい。
それが。
ハリウッド製
エンタメ大作だったりしたら。
なおさらのこと。
ところが!
見に行っちゃったんだよ。
うひひひひひひひ。
皆の衆。
聞いて驚け。
バットマン・シリーズ最新作、
「ダークナイト」だぜ。
http://wwws.warnerbros.co.jp/thedarkknight/mainsite/
というのも。
ひとえに。
ジョーカー役を演じた
ヒース・レジャーなる俳優に
興味をそそられたがゆえ。
すでに。
あちこちで
話題沸騰中であるが。
この人の
戦慄入魂な演技は
タダモノじゃない。
しかも、だ。
撮影終了後に
28歳の若さで急逝、
ってのが気に入った。
http://wwws.warnerbros.co.jp/thedarkknight/jpspecial/joker.html
本作を見た人には
納得いただけようが。
これほどまでの
鬼神憑依演技に身を賭しちゃったら。
そりゃあ。
早死するわな。
http://d.hatena.ne.jp/takerunba/20080820/p2
パンクなジョーカー。
アンファン・テリブルたるジョーカー。
プエル・エテルヌスたるジョーカー。
越境者ジョーカー。
超越者ジョーカー。
調和をかき乱す者、
此岸と彼岸を
軽々と飛び越える
トリックスターとして、
ことほどさように
見事なキャラを
いまだかつて目にしたことがない。
冥福なんて祈らんぞ。
キミは必ずや戻ってくるからだ。
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さらに、だ。
ヒースという名は。
「嵐が丘」の登場人物、
ヒースクリフに
由来するってんだから。
聞き捨てならぬ。
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この小説は私にとって
特別な意味を持つのだ!
「嵐が丘」と私との
結びつきについては
後日、語りに語り倒してやるとも。
昨日は4回目のセラピー。
回を重ねるごとに、
現実世界と
「もう一つのリアリティ」との
垣根がグングン低くなっていく。
肉体と時間という
限界を持つ我々は
ともすると
目の前の出来事のみに
心を奪われがちだが、
夢やシンクロニシティが
垣間見せてくれる世界もまた、
確固とした
another world なのだ。
南武線某駅前の蕎麦処にて。
黄金の三角形。
映画鑑賞後、ジョーカーに献杯。
実はこの数日間。
逗留中でしたのよ。
力士・宇都乃波(=鬱の波)が。
そんな中。
儀式を執行しましたのが
右上の画像。
使い古しの菜箸を
台所にて供養。
僧侶が合掌する姿に見えないかい。