昭和歌謡パンク

jazzydays2015-04-27

加瀬邦彦自死
結構こたえた。
これまで。
井上大輔井上忠夫)、
加藤和彦
今野雄二
中村とうよう
等々。
あの時代を風靡した
音楽畑の人々が
ことごとく自死
天寿を全うしてないんだよ。
まあ。
その話はまた追い追いな。


昭和歌謡のアイコン。
時代のロールモデル
作詞家、故・安井かずみ
わたしの城下町
「危険なふたり」
「草原の輝き」
「危ない土曜日」等々、
その作品は数千にのぼる。
彼女の名を知らずとも
フツーの日本人なら、
一度ならずとも
口ずさんだことがあろう。


不肖キツネ、
十代の頃はどんなに
彼女に影響されたことか。
エッセイ集が世に出るたび、
むさぼるように読み、
暗記するほどだった。
当時「パンク」という
形容は存在しなかったけれど、
振り返れば彼女ほど
パンクだった女もそうそういない。
が。
加藤和彦と結婚後の
安井かずみはコンサバ&スノッブ
象徴と堕してしまった。



こたび。
彼女に関するきわめて
詳細なドキュメンタリーが
世に問われた。
あの時代をこの目で
つぶさに見てきた
市井のキツネとして、
これ以上のノンフィクションは
考えられぬほどの出来である。
安井かずみのフォロワーならずとも、
昭和歌謡を愛する方々必読。


安井かずみがいた時代 (集英社文庫)

安井かずみがいた時代 (集英社文庫)


こっからは独白。
横浜のスミッコにも
しぶとく生き残ってる
古ギツネがおりやす。
皆さん。
生きてるうちに会おう。
遊ぼうぜ。
とっことん。
今のうちだぜ。
締めくくりに超ド級
安井かずみ作品をアップしておきたい。
圧倒的な歌唱力。
不滅の名曲。
https://www.youtube.com/watch?v=9arwejkQpAo