鈴木&秋田duo→鈴木道子4

今日は「鈴木」day だったな。
まずは馬車道"上町63"にて毎月恒例、
鈴木央紹(テナーサックス)、
秋田慎治(ピアノ)のduoを聴く。
開演時刻を大幅に遅れて到着したため、
数曲しか聴けなかったが、
今宵の秋田氏、目が覚めるほどに素晴らしい。
何とクリアソリッドな音色であろう。
彼特有の強靭な左手はもちろんのこと、
右手だけで奏でられるフレーズの
あふれんばかりの生命力。
鈴木氏のテナーも、
走る走る。
語る語る。
躍る躍る。


後ろ髪引かれつつ、
1st set にて店を辞し、
向かうは鎌倉"ダフネ"。
ココでのパーソネルは。
ヴォーカル、鈴木道子。
ピアノ、吉田桂一。
ベース、小杉敏。
ドラムス、村田憲一郎。
という黄金のカルテット。


この4人、それぞれが比類なきソロイスト。
全員揃った折のグルーヴと完成度の高さは、
言葉では形容しがたい。
同じ曲を同じメンツで演奏しても、
毎回毎回、味わいが異なる。
聴くたびに、その度合いが深まっていく。
今夜も「Embraceable You」で、
またもや泣かされちゃったよ。


道子の歌を聴いた夜は、
人生を2倍生きたような気にさせられる。
こんなヴォーカリスト、そうそういない。
今後の人生の道連れに、
地獄の果てまで連れてくぜ。
ほほほほほほほほ。