新御代考察

奉祝・天皇陛下御即位。
令和元年初日は
外出途上に思い立って
氏神様を参拝した。
雨の予報にもかかわらず、
陽射しの中、
風にハタハタはためく奉祝の幟。
いんやあ。
お参りしてよかった。
こんな機会、
二度とないもんね。


昭和から平成への
移り変わりとくらべて
祝賀ムードあふれる今回。
ハロウィンでは苦々しく思う
渋谷や道頓堀の
盛り上がりも
微笑ましく感じてしまう。
明治神宮では
御朱印に9時間待ちとやら。
行列大嫌いの
不肖キツネには
想像もできんが、
まぁイイんじゃね?


ただ。
御朱印集めを
スタンプラリーと
勘違いしてる輩は
現世御利益目当てオンリーで
パワスポ巡りをする
チープなスピ系と
層が重なってるよな。
ワシ?
一切、集めません。
以前、熊野で求めた
御朱印帳は思うところあり、
後に処分した。


令和の御代が
始まったばかりというのに、
早くも「次」を噂する
風潮は嘆かわしいが、
天皇は男子でなければならない。
女性差別?
とんでもない。
スメラミコトとは
天皇霊というミームの媒体であり、
個人としての天皇の肉体は
代々役目を受け継ぐ
「乗り物」なのだ。
大嘗祭における儀式、
真床御衾(まどこのおぶすま)で
天皇(男子)は
祖霊神アマテラス(女神)と
床を共にすることにより
天皇霊を体内に取り込むのである。


皇太子妃の第一ティアラを
紀子様が着用したことに
文句をつける
向きもあるようだが、
順番的には妥当であり、
むしろ雅子様
着用しなくなった時期と
悠仁様の御生誕とを
考えあわせてみるとよい。


だからといって。
秋篠宮家を全肯定してる
ワケではない。
皇室の子孫が学習院以外、
それもキリスト教
学校に行くなんざ、
本来許されては
ならんことでしょう。
大嘗祭簡素化プレハブ発言なんて、
御自分の際ならまだしも、
兄上に注文つけることじゃ
ござんせんよ。


ともあれ。
令和の御代が
たいらけく
うるわしく
つつがなく
いくひさしく
続きますよう。
弥栄。