バクチの顛末

日照時間と
メンタルヘルス
相関関係はよく
知られるところだけれど、
日没の早いこの季節が
毎年、大の苦手である。
もとより晴れ女の
不肖キツネ、
お天道様が見えないと
ゼンマイが切れたみたいに
動けない。
福祉が充実しているはずの
北欧で自殺者が多いのは
ひとえに日照時間の
短さが原因だろう。
ひたすらに
冬至が待ち遠しいぞ。


英国メイ首相の不信任投票。
これを書いてる時点で
まだ結果は出ていないが、
どっちに転んでも
ロクでもないわ。
そもそも。
EU離脱国民投票
言い出したキャメロンが
トンズラした時点で
この国の歯車は
すでに大きく狂っていた。
残留派だったメイが
首相を担うこと自体に
無理があったし、
内相時代の非情っぷりを
つぶさに記憶してる
不肖キツネとしては
正直「ざまぁ」
としか思わん。


さらに。
国を背負って立つ
政治家は顔が大事。
別段。
美男美女である必要はない。
おのずと霊格
顔に出るからだ。
不肖キツネ、
メイの邪悪な魔女ヅラを
彼女が内相の頃から
嫌悪しており、
首相に決まった時は内心、
「イギリス終わったな」
と感じたもんだわよ。


我が日本に次いで
長らく大切に思ってきた
国が混乱をきたすのを
見るのは悲しく情けない。
民主主義は両刃の剣。
常に衆愚政治に堕する
危険性をはらむ。
国の将来を国民投票
託すなんざ、
一体どういうバクチだよ。
何のための選良だよ議会だよ。
国民の大多数が
NIMBY (Not In My Backyard)化
に陥った時、
NIMBY - Wikipedia
たとえ不人気だろうと
国の方向性を誤らせぬ
政策を頑として貫くのが
真の政治家であろう。