降っても晴れても

ソフトバンクを含む
長時間の通信障害は
11ヵ国にも及んだとか。
極度に進化したテクノロジー
その複雑な構造ゆえに
脆弱さをはらむ。
地球規模で人類のインフラと
化したネットワークの
崩壊はすなわち
カタストロフ。
原因はエリクソン
ソフトウェアと
言われているが、
折しも新月
地磁気異常の影響も
考えられる。
ニューカレドニア沖では
M7.5級の地震が発生したばかり。
月の位相を見くびるなかれ。


不肖キツネ、
auユーザーなので
今回は大丈夫だったけど。
別に好きでau使ってるワケじゃなく。
もともとはTu-Ka
消滅に際し強制的に
auに組み込まれちゃっただけ。
Tu-Ka
「話せりゃええやん、電話やし」
「シンプルって、うつくしい」
いまだに名コピーと思うわ。


その昔はDoCoMo
コンパクトフラッシュ
PDA通信カードで得た
070番号を後にPHS
転用して愛用していたのだが、
DoCoMo側の一方的な
サービス終了に伴い、
見切ってTu-Kaに乗り換えた。
当時はPHS→携帯電話の場合、
電話番号変更案内サービスなし。
その上。
電話帳を手入力せねばならず、
ものすんげえ疲弊したっけよ。


ここまで書いてみて
わずかな期間で
表舞台から消えていった
名詞の数々に
つくづく惜念。
コンパクトフラッシュ
PDAPHSTu-Ka...。
そして昨日ふれたポケベル。
さようなら。
さようなら。
みんな。
世話になったのう。
来世でまた会おうぞ。
降っても晴れても。
Come Rain Or Come Shine.

ポケットにベルを

ポケベルが来年9月で
サービス終了とな。
なっつかしい。
東京テレメッセージ
丸っこいピンクの
金魚型を愛用してたっけ。
当時つき合ってた男に
「頼むから持ってくれ」
と言われて契約したんだわ。
その彼も今は彼岸の住人。


同じ頃。
手書きメッセージを
電報のように送れる
レタックスもよく使っていた。
コレクターズの
津々浦々ツアー先に
バンドより先回りして
届くよう計らって。
マメだったよのう。


後日。
リーダーの加藤くんから
「いつも熱いメッセージ
ありがとう」
と返事が届いたのも
うれしい思い出。
当時はライブハウスを
巡っていたコレクターズが
日本武道館で30周年を
祝うことになるとは。


本日。
循環器科での検査もろもろ
約3時間半かけて終了。
特に心臓は異常ナシ。
ただ。
肝臓の値が高いため
(今に始まった話ではないが)
いったん消化器内科に
かかっとけ、
無理強いはしないが、
と。
じゃあ。
そうしましょう。
長年さんっざん
酷使してきたことだしな。


名古屋に行く前も
滞在中も
横浜に戻ってからも、
食欲大幅減退中。
今朝は病院に向かう前に
食べたお茶漬けを
全部戻してしまう。
しょーがなく
カラッポの胃で出かけるも、
せっかく昼飯に頼んだ
カキフライ定食を
半分以上残す。
そう言や。
前日はラーメン一杯しか
食べてない。
ナニこれ。
まさか。
恋わずらい?
なワケねえだろ。
うぷぷぷぷ。

開店閉店

優しくされることに
慣れてないんだよ。
「キミは強い人だから、
1人でも生きていけるね」
的な印象を抱かれがちなのか。
だから。
細やかな気配りが
ものすごく沁みる。
痛いぐらいに。
そんなに殺伐とした
日常を送っているつもりは
ないのだけれど、
根っ子は渇いて渇いて
渇きまくっているのかも。
スコールを浴びて
初めて気づかされる
大事なナニか。
でも。
もう時間がない。
体力もない。


名古屋最終日は
毎回必ず詣でる
熱田神宮へ。
これまであちこち
有名な神社を訪れてきたが、
ココは特別な場所である。
現世利益追求オンリーの
薄汚いパワースポット・ブームが
どんなに吹き荒れようと、
凛とした清冽な佇まいは
決して変わることがない。


I left my heart in Nagoya.
今回ほど
「置いてきちまった」感を
強く味わったことはないぞ。
行く前は
人生そろそろ店じまいモードで、
次あたり入院したら
ゲームオーバーでも
まっいっか、
などと思っていたのだが。
Too early to close,
Too late to open.

魂の故郷

ただいま名古屋。
マイ・ソウル・シティ。
今年4回目。
通算?
数え切れやしねぇよ。
毎度毎度。
このアウェイ感のなさは
一体、何だろう。
血縁が住むでナシ、
男がいるでナシ。
もっともっと若かったら。
家庭の条件が許せば。
きっとイギリスか
名古屋に移住していた。
今年は大須
モッズ・ブティック、
Fab Chicに
出逢ったことで
さらにさらに
名古屋との御縁が
深まった感アリアリ。


昨夜は鶴舞にて
60sリスペクトの
イベントに参加。
横浜はジャズおよび
ロックンロールの
印象が色濃いのは否定できない。
一方。
どーゆーワケか名古屋は
不肖キツネ好みの
60sイギリスの文化を
引き継ぐ土地柄なんだよねえ。


実は。
出発前日より体調
必ずしも万全ではなく、
頃合いを見て
引き上げるつもりが、
やっぱりラストまで
踊り抜いちまった。
いい加減、
ヤンチャは無理無理な
お年頃もイイところ。
んでも。
上質なパフォーマンスに
命がけで対処せずにどうする。
結果。
ホテル最寄り駅への
終電を逃すも、
タクシーが見つかるまで
寄り添って下さった
The Sundaysの
Chiakiさん、
本当にありがとう。
m(__)m


不肖キツネ、
自分で言うのもアレだが、
人を喜ばせる才には
長けていると思う。
が。
同じくらいの
割合でもって、
喜ばせてもらうことは
正直、稀である。
名古屋(愛知県)では、
それが多々あるのよ。


今回は年齢と体力低下を
切実に痛感。
名古屋に来ると、
ついつい欲張って
歩きすぎ食べすぎ
飲みすぎるのだが、
いずれもギブアップ。
身の丈に合った
ゆるゆる滞在でございます。
本日は再開発で話題(らしい)
円頓寺(えんどうじ)付近へ。



こんなに名古屋駅に近いのに、
晴天温暖の日曜、
行き交う人々の少なさに
ヨソモノながら驚く。
これで再開発???
そんでも。
歴史を感じさせる
しっとりした情緒は
味わい深い。
さあて。
明日はどこへ行こうかな。

元号ロック西暦ロック

あっという間に師走。
公開中の映画
「さらば青春の新宿JAM
THE COLLECTORS
の上映期間が12/6までと知り、
あわててMM地区
ワールドポーターズ
イオンシネマへ。
上映は1日たった2回、
それも夜だけ。
が。
横浜で見られるって
だけでもありがたい。
内容はコレクターズの
ドキュメンタリーでありつつ、
モッズとは何ぞや?を
あらためて認識させられる
きわめて上質な作り。
演奏シーンでは
完全にライブハウスの
中にいる感覚に陥った。


しっかし。
イギリス本国で
30年以上も活動してる
モッズ・バンドは
皆無だというのに、
この息の長さは驚異である。
皮肉とも言える。


コレクターズの音楽は
加藤ひさしの類まれな
文才に負うところが大きく、
本国の猿真似では全くない。
日本人による
日本語のロック。
欧米のロックが
西暦ロックとするなら、
純然たる元号ロックである。


不肖キツネ、
ジャンルを問わず
海外の音楽も大いに
好んできたが、
血肉となっているものは
やはり昭和歌謡に尽きる。
特にGS=グループサウンズ
あんなキテレツな
ムーブメント、
世界中を見渡しても
どっこにもないぞよ。
いわば。
昭和という時代の徒花だが、
あのB級感が
たまらん魅力なのよね。


コレクターズが一時、
ネオGSブームのくくりで
とらえられていたのも、
決して偶然ではなかったと思う。
本作品のパンフ中で
映画評論家の森直人氏が
こんなことを書いている。


《「売れる」という点において
THE COLLECTORS
最初にビートルズ
次にブルーハーツ
なり損ねたバンドとも言える。
しかし、だからこそ
A級の万人性より
B級の先鋭性を愛する
者たちの宝となったのだ。
これぞ極めて「モッズ」的な
志向ではあるまいか。》


コレクターズが
モッズであろうとなかろうと、
さして重要ではない。
確かな音楽的審美眼を
持つ聴き手なら、
必ずや彼らの世界に
引き込まれるであろうから。
ちなみに不肖キツネ、
モッズは大好きだが、
モッズではありません。
昭和歌謡と古着を
こよなく愛す単なる
古ギツネでございます。

そして誰もいなくなった

会うは別れの始めなり。
諸行無常
万物流転、
パンタ・レイ。
いい加減、
学習せぬか霊長類。
結婚するから離婚する。
結婚するから不倫する。
当然至極。
別れない=円満の証拠
かどうかは
当事者同士のみぞ知る。
惰性。
諦念。
保身。
誰だって
トシを食ってから
わざわざヤバイ橋は
渡りたくないもんだ。
それゆえ。
これなる古ギツネ、
オンボロ心身を道連れに
今日も一匹、
荒野をひた走る。


元・貴乃花親方は
なるほど大横綱であったろう。
が。
昔っから彼に対しては
洗脳メンヘラという
印象しかない。
結果。
親兄弟も部屋も配偶者も失った。
彼に相撲協会改革の
ヒーロー像を見ていた
ヤツらは人を見る目が
なさすぎる。
と。
自称・霊格チェッカーの
不肖キツネ、
常々申しておりやした。


景子元夫人と結婚した際、
この夫婦は夜伽以外の
一体どこで
コミュニケーションを
とるのか、
いぶかしんだものだ。
ぶっちゃけ。
8歳の年齢差は
おくとしても、
育った環境も
知的レベルも
違いすぎるのよ。
おそらく。
英語仏語に堪能な
国際派才媛にとって、
当時、一世を
風靡していた若獅子は
どうしても手に入れたい
高級ブランドの
ひとつだったのだろう。


ここんとこ。
じっとしてても
動悸ピョコピョコ。
かかりつけ医にて
心電図をとったら、
不整脈につき一度
デカイ病院で検査しろと
紹介状を持たされた。
またまた通院先増加じゃ。
やむを得ん。
月初の名古屋から戻り次第、
行ってきまうす。

郷に入りては

インド・北センチネル島で、
米国人宣教師が先住民に
弓矢で射殺された件。
不謹慎と理解しつつも
「ざまぁ」
という気持ちを
抑えることができん。
そもそも。
独自の歴史と慣習と価値観を
持つはずの部族に
布教してやろう、
なんざ思い上がりも
はなはだしいわ。


未開な蛮族だと
見くびってたんだろ阿呆め。
ありがたーい教えで
啓蒙してやらにゃあ?
どんだけ上から目線なんだよ。
大きなお世話じゃ。
郷に入りては郷に従え。
彼らにとって
外界からの闖入者は
異質異端であり、
単にそれを排除したに
すぎないのだ。


ついでに。
アクエリアン・エイジの今、
キリスト教は終焉した。
キリスト教の名を
借りた世界侵略計画も
もはや非力である。
我らが八百万神々の国において
信者は人口のわずか1%。
一方。
隣のK国は30%に及ぶ。
世界でも稀に見る
霊的鉄壁を大いに
誇ろうではないか。


というワケで。
不肖キツネ、
クリスマスは祝いません。
彼らが換骨奪胎した
大元の根っこ、
冬至を祝わずして
何とする。
日の御子のおわします
日出る国の民として。
弥栄。