ハードボイルド愛

jazzydays2007-03-26

ラーメン屋でトッピングする
卵は何故、半熟ばかりなんだ!
固ゆで好きの私は、
どうしたって
許せないんである。
黄身の外側が
黒っぽく
なっちゃうぐらいの
固さでないとイヤ。


目玉焼きも、
途中でフライパンに
差し水をして、
中の中まで熱を通す。
ドロっとした黄身が
流れ出したりしちゃあ、
それだけで朝から
食欲ゲンナリだ。


当然。
すき焼きに生卵なんて
言語道断である。
映画『ロッキー』第一作の中で、
シルベスター・スタローン
生卵を何個も何個も、
グイグイ飲み下していくシーンが
あったけど、
見てるだけで吐きそうだったぜ。
そのわりに。
何故か温泉卵だけは許せちゃう。
我ながら謎。



さて。
近所のスーパーにて、
シングルモルト
「グレンキンチー10年」が
安かったので購入。
確かコレ、
マイお気に入りベーシスト、
iwao さんが好きな銘柄だったよな。
いそいそ封を切り、
ストレートで飲んでみる。


ありゃりゃ?
何だこりゃ。
スルスルっ、
サラサラっ、

水みたいにスムーズに
ノドを流れていくじゃんか。
ええええええ。


も、物足りん。
もっともっと、
雄々しく荒々しく、
ゴツン!
ガツン!

と、真っ向勝負してくんなきゃ。


かのジャニス・ジョプリン
死の7週間前のエピソードが思い浮かぶ。
以下、エリス・アンバーン著
『禁断のパール』より。


≪「彼女は何度も飲み物を突っ返してきたんだ」
  と、当時のバーテンダーが言う。(中略)
  彼によれば、ジャニスはそのとき
 「こんなの酒じゃない」と言ったという。
 「もっと濃くして欲しかったんだと思うんだが」
  と、言って彼は笑う。
 「だから、俺も出したやつを自分で飲んでみた。
  家に帰る頃にゃ、もうぐてんぐてんに
  酔っ払っちまった」≫


ジャニス・ジョプリン 禁断のパール

ジャニス・ジョプリン 禁断のパール


ハードボイルドと言えば。
初期の矢作俊彦
これまた初期の北方謙三
それに馳星周あたりが好みだわ。
下記3点は、
私にとって不朽の名作。


マイク・ハマーへ伝言 (角川文庫)

マイク・ハマーへ伝言 (角川文庫)


逃がれの街 (集英社文庫)

逃がれの街 (集英社文庫)


漂流街 (徳間文庫)

漂流街 (徳間文庫)


画像は昨日に引き続き、
「露悪・自分撮り」シリーズ。
セルフタイマーなんか使わんよ。
左腕を最大限に伸ばして、
シャッターを半押し後、パシャ。
常日頃、固ゆで卵を食べていると、
こんな写真も平気で
アップできるようになります(ウソ)。