THE 和中華

jazzydays2018-11-02

横須賀方面通院日。
いつもなら
受診後の港町そぞろ歩きが
楽しみなのだが、
ややスタミナ切れにつき、
なじみの十割蕎麦処はパスして
お気に入りの
アンティーク・ショップにのみ
立ち寄る。
すぐ帰るつもりが
ついついマダムと定番の
ガールズトーク炸裂。
不肖キツネに似合うんでは、
と見つくろって下さっていた
60年代製とおぼしき
赤黒コンビのロングコートを
試着したらば、
モノの見事にフィット。
さらに。
蛍光グリーンの
Aラインワンピースも
誂えたかのごときサイズ感。
いずれも破格値。
だから古着はやめられない。
安いだけじゃなく、
一点物ゆえ人様と
絶対にカブらないのよね。


常々言ってることだけど。
服を買う=未来を買う行為。
それを着ている自分を
思い描くことで
今を乗り切れる。
大げさじゃなく
「よし生きよう」と思える。
明日への力がわいてくるんだわ。


遅めの昼飯は
乗り換え駅にほど近い
昭和ムード漂う中華料理店にて
チャーシュー麺
澄んだあっさりスープに
細ちぢれ麺。
脂身の少ないチャーシューは
分厚いけれどサッパリ。
トッピングの玉子は
しっかりハードボイルド。
不肖キツネ、
半熟や生は苦手なのじゃ。
この店はたぶん
30年近く同じ場所で
変わらぬ味を保っている。
一言で言えば懐かしい味。
日本人が作る
日本人のための
日本的な中華である。
子供の頃からDNAになじんだ味、
とでも言いましょうか。


ここんとこ。
寒暖差のせいか
夜間に咳き込むし、
胃腸も疲れてる感アリで
アルコール控えめ、
食欲もパッとせず、
1日1食の日も
珍しくなかったんだが、
少し持ち直したわい。
さあて。
今日買った服を
いつデビューさせよっかな。