音楽=魔物

jazzydays2017-11-03

おかげさまを
もちまして
当ブログのページビューは
141万を通過いたしました。
日頃の御愛読、
まことに
ありがとうございます。
m(__)m


文化の日
会ったことのない亡兄の誕生日。
ってのも。
その3日後に彼は
この世を去ったから。
それから数年して
生まれた従弟が一字一句
たがわぬ名を与えられたのと
(叔父叔母は亡兄の名を
全く知らなかった)、
命日の翌日に甥が生まれたのは
不思議な符号。


かつて。
ロックを見限り、
クラシックおよびジャズに
ズブズブ溺れていた頃。
自分なりのルールがあった。
それは。
「天才しか聴かない」。
アーティストの生死にかかわりなく。
巷の評判など、
どーでもよく。


もうトシもトシだし、
病気も病気だから言うが、
不肖キツネ、
ガキの時分から
いわゆる「水星」的な意味では
天才を自認していました。
ただ。
この世=今生では
あまり理解されなかった。
コアに支持して下さる方も
いらっしゃるには
いらっしゃるが、
ナゼか皆様ネットや拡散に
消極的なケースが多く。


音楽の才に話は戻る。
音楽=魔物。
演奏者=生身の楽器。
音楽に心身を明け渡した器官。
ミューズの下僕。
すぐれた作曲家・演奏家
本人が意識する、しないに
かかわりなく皆一様に。
つまりは。
音楽という手段を通じて
聖なる次元と
人間界とをつなぐ
憑子(よりまし)、
チャネラー的存在なのである。


ゆえに。
演奏者がプロフェッショナル
としての本業中に、
大事な大事な商売道具たる
手に指輪なんぞ
装着しているのは
噴飯モノなんである。
それは。
音楽に対する冒涜、
ミューズ、弁財天への
不敬に他ならない。


ヴァイオリニストの中には、
演奏への影響を
考慮(?)してか、
わざわざ右手薬指に
指輪をはめているケースもあるが、
そうまでして
結婚ってアピールしなきゃ
イケナイもの?
芸術は神々への供物。
優勢順位をドコに置くか、
せっかくの才能で
生かしてもらってる場は
何なのか?
少なくとも。
不肖キツネ、
命をかけるべき本業の場で
(芸術でも政治でも)
それを軽視するヤツは評価しない。