パンクな古典たち

jazzydays2016-03-16

カラヴァッジョについて
知れば知るほど、
再び上野に舞い戻りたくなる。
国内では15年ぶりの
カラヴァッジョ展。
自筆の展示は少ないが、
見といて損はない。
何たって。
日本国内だあよ。
不肖キツネ、
最愛の画家、
ジョン・マーティンの
大規模展がロンドンにて
これまた最愛の美術館、
テート・ブリテン
数年前に開催された折には、
これを逃しちゃあ一生の不覚!!
と、飛んで行きやした。
悔いはない。


文学でも音楽でも美術でも。
単に。
有名だから、
話題だから、
一応おさえておこう、
ってな根性はあまりにチープ。
確かに。
貴重な遭遇となる場合もあろうが。
要は。
アンタの魂が心底ふるえるか否か。


ナマで触れなきゃ、
絶対に後悔する。
いてもたってもいられない。
そんな切迫感を
抱かせるアーティスト、
ジャンルを問わず、
今となっては
そうそういない。
不肖キツネ、
己の価値基準に
流行やトレンドは一切関係ない。
異形の芸術。
反逆の芸術。
既成の枠をハミ出た作家作品たち。
激情。
饒舌。
哄笑。
革新。
古典ほどパンクなもんはねーんだわ。
トシを重ねてつくづく思う。
ろけんろー。