鎮魂二二六

jazzydays2016-02-26

2.26決起より80年。
昨日の読売新聞夕刊では、
青年将校らが夜な夜な
集っては作戦を練っていた
麻布のレストラン龍土軒が
取り上げられていた。
この店には二度訪ねたことがある。
決起ゆかりの場所へは
その他にもいろいろ足を運んだ。
運ばずにはおられなんだ。
それもそのはず。
これなるキツネ、
青年将校らの「乗り物」かつ
「お筆先」状態だったのである。


精神が乗っ取られれば、
肉体は衰弱する。
幸い大事には至らなかったが、
振り返ってみれば
相当ヤバかったのう。
いちいち詳細は記さない。
また憑依されても困るんでな。
御興味おありの方は、
西田税(にしだ・みつぎ)で
ブログ内検索してみてね。
北一輝の舎弟であり、
磯部浅一(いそべ・あさいち)と
並んで最も不肖キツネの
深奥部に食い込んだ人物だ。


討った側も討たれた側も
安らかには眠っておるまい。
鬼神たちよ目覚めよ。
その憤怒の念で日の本を
奮い立たしめたまえ。
いざ。
いざ。
いざ往かん。
ザッ。
ザッ。
ザッ。
ザッ。
雪を踏みしめる軍靴の音が
聞こえるだろう?
ほら。
すぐそこに。