カナシバ憑依

jazzydays2016-02-10

ぐぎゃあああ。
早朝。
激しい金縛り。
普段は体の外側から襲われるんだが、
今回は内側から来やがった。
ゾワッと寒気が全身に
走ったかと思うやいなや、
体がカチンコチンに凍りつく。
う、動けない。
声も出ない。
誰か塩を、
塩を持って来てくれ。
九字を切ろうとするも不発。
レイキの印もダメ。
首が勝手に左右に動く。
肩がカクカク上下する。
ナニモノかが乗り移っているのが
ありありとわかるのだ。


全力を振り絞って
どうにかこうにか起き上がり、
枕元に常備している
盟友ソラ君(安定剤Solanax)を
ガリガリ噛み砕いた。
はふー。
部屋の灯りを煌々とつけ、
天井四隅に塩をまき、
レイキの印で封印。
いやはや。
朝から消耗しまくりじゃ。


ところで。
前世を思わせるリアルな夢は
多分に高橋克彦の記憶シリーズを
立て続けに読んだために
触発されたんではないかと。
毎晩興味深い内容なんだが、
あんまり続くと
やっぱり疲弊いたしまする。
そろそろ勘弁して欲しいかも。


蒼い記憶 文春文庫

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前世の記憶 文春文庫

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緋(あか)い記憶 (文春文庫)

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