キュレーションの功罪

jazzydays2015-06-15

明晩は不肖キツネの誕生星座、
双子座にて新月
そんな折も折。
当ブログのページビューは
120万を通過いたしました。
日頃の御愛読まことに
ありがとうございます。
m(__)m
これが何らかの節目に
なりますかどうか。
気づけば今年も半ば。
うかうかしてると、
あっという間に年の瀬、
ってなことに。


話は変わり。
たいていの人間は
己が知悉している事柄についてしか
語れないものだ。
が。
時として精神が通常では
知りえぬ世界へと跳躍し、
そこで感応したものを
リアルにヴィヴィッドに
表現しうるケースが存在する。
Visionary Art、
幻視のタマモノである。



美術であれ。
音楽であれ。
文学であれ。
顕在意識の檻を脱し、
頭脳の意図(糸)から
解き放たれた作品たちに向き合う時、
なまじっかな「解釈」「咀嚼」
などといった試みは無力に等しい。
ただただ。
見る。
聴く。
読む。
ひたすらに対峙する姿勢こそが
最大のリスペクトだろう。



先日、見た「大英博物館展」が
いまひとつピンと来なかったのは、
小賢しいキュレーションを
邪魔に感じたからかもしれん。
企画も陳列方法も
いちいち押しつけがましいのだ。
大して多くもない展示品を
葵の印籠の如く並べ立て、
「さあ、どうだ。ありがたがれ。」とばかり、
鑑賞者に強要する態度が
たまらなく鬱陶しかったのよ。


連日の蒸し暑さで
例によって毎晩寝汗。
ほぼ2時間置きに
目が覚めちまう。
そのせいか、
昨夜っからノドの奥ってか、
気管支あたりに違和感。
市販の風邪薬をば投入して
早寝するとしましょうぞ。