右派青春群像

jazzydays2015-04-10

どうしても動けぬ。
立ちくらみ。
発作。
息切れ。
ド鬱。
プレ廃人。
明日の講座を鑑み、
やむなく本日自主休業。
そんな中。
どうしても紹介したい書籍アリ。
かの三浦重周氏の伝記が
没後十周年にして出たのである。
すでに周辺の民族派諸氏は
読了後、深い感銘を受けておる模様。
不肖キツネにとっても、
文中に現れる懐かしい名前の数々を見るにつけ、
当時の熱波がまるで
眼前に立ち現れたかのように
思い出されることしきりであった。


決死勤皇 生涯志士 (三浦重周伝)

決死勤皇 生涯志士 (三浦重周伝)


昭和末期から平成にかけての青春群像。
諸派入り乱れておるとしてもだ。
誰もがマジだった。
暑苦しいほどに日本を憂えていた。
重遠社にせよ一水会にせよ、
根っこの根っこは三島にあるのよ。
高田馬場38度線だと?
んなもん全く関知せずして、
憂国忌と野分祭、
双方にかかわっておったわい。
その申し開きは
あの時あの新宿の居酒屋において
すでに行ったつもりだ。
著者・山平氏の書物は過去に
いくつも接しているが、
彼の取材が行き届かなんだ
エピソードの幾多は
いずれ明かされよう。


戦後アウトローの死に様 (双葉新書)

戦後アウトローの死に様 (双葉新書)


ってか。
何でオレに取材しないの?
と思ってるのは
不肖キツネだけではあるまい。
伝説の九段会館
日本青年館も今やなく。
今後は個々の脳裏に刻まれた
鮮やかな記憶のみが
真のドキュメンタリーたりうる。
せいぜい。
生きてるうちに話を聞いときな。
後悔する前にな。