ツンデレカメラ

jazzydays2014-04-17

昨年買ったトイデジ
見た目は可愛いが、
なかなかに手ごわい。
すぐブレる。
ピントが合いにくい。
ツンデレというより
デレツンだわな。
まあトイカメラだし、
とは思いつつ。
ついつい多くを
要求したくなるんだわ、
かつてカメラ遊びに
トチ狂っておった
古ギツネの場合。


ツンデレカメラと似た語感で
思い出すのがゴキゲンラジオ。
THE MODSの80年代の曲だが、
ぜんぜん古びた感じがしない。
今でもフルコーラス
ソラで歌える。



語呂遊びついでに。
Kentucky Fried Chickenって
ちょい昔の日本人が耳にしたら、
洗濯機暗井戸飢饉に
空耳しないかのう。
一応rhymeしてるでしょ。
ははは。


こないだ。
書店で雑誌「ダ・ヴィンチ」を
たまたま(←例によって必然)
手に取ったら、
加門七海のインタビューが
載っていた。
ほーらね。
読め、ってことだろ。
で。
すぐに紹介されてた
彼女の新刊を買った。



熊野大社で見かけた
スピ系クズ女どもに
我慢ならなくなったのが
この本を書くキッカケと
なったそうである。
本文から引用しよう。
↓こーんな感じの輩だよ。


≪ご神木に抱きついたり、
 石に手をかざしたり、
 鳥居を触って呻いてみたり、
 拝殿の前を占領し、
 長々と祝詞を唱えていたりする
 人に出会うと、
 正直、頭をはたきたくなる。
  (中略)
 大体、こういう人たちは
 「私はほかの人とは違う」
 という選民意識や、
 自己顕示欲が強いタイプが多い。
 だから、世間が見えなくなる。
 木に手を当てて、聞こえよがしに
 「すごいパワー!」などと叫ぶのだ。≫


あるある。
いるいる。
ナチュラルスピリットの本
ばっかり読んでるような手合いね。
加門氏の言うように
人の迷惑を考えないヤツに
神様の気配など
わかろうはずもない。
御利益なんぞあるはずもない。
ってか。
御利益を願って参拝するのは
本来間違っておるのよね。
理由?
前にさんざんっぱら書いた。


大体。
こーゆーヤツらが
フジコ・ヘミングごときの
演奏に「感動」したり
(嗚呼こっぱずかしい!)、
クラシックなんぞ
ふだん聴いたこともないのに
ニセ作曲家のニセ作品に
涙を流したりするんだよ。
でもって。
ニセとわかったとたん、
「だまされた」とか
被害者ヅラでわめくんだよ。
断っておくが、
新垣氏による楽曲は
あくまで上質だと思う。


ついでに。
フジコ・ヘミングって
クリスチャンでベジタリアン
なんだってな。
不肖キツネとは
何万光年も離れた人種だわ。


もう一ヶ所、
同じく加門氏による
別の著書から引用しておこう。


≪「自然に生かされている」
 なんて言うけれど、多分、
 自然は人間を生かしてやろうなんて
 思ってないよね。
 私達が一生懸命しがみついているだけだ。
 自然に対して、聖地だとか
 パワースポットだとか言うのも、
 その当たり前の営みの中、
 幽かに人に優しくて、
 美しい部分の欠片を見つけて
 騒いでいるだけだ。≫


鍛える聖地 (幽BOOKS)

鍛える聖地 (幽BOOKS)


気づいたら、
当ブログのページビューは
106万を超えておりました。
長らく放置していたのに
御愛読まことにありがとうございます。
m(__)m