Ball & Chain

jazzydays2013-08-11

悲しみは足に溜まる。
先日スミカに足首を
マッサージ
してもらっている時、
ふと口をついて出た言葉。
スミカいわく、
「そりゃあ足枷をはめられる箇所だし...」
そうか。
ものすごく腑に落ちた。
Ball & Chain だよな。
物理的な枷だけでなく、
抽象的な枷も世には
数え切れぬほど存在しよう。


昨日。
ひっさしぶりに
40分間のリフレクソロジー
受けたんだが。
やはり同じ感覚に襲われた。
イタ気持ちよさと一緒に
何とも言えぬ切なさ悲しさが
こみ上げてくるんである。
上半身や頭をマッサージされても
こんな感覚は訪れない。
ううぬ。
やっぱ足枷ハメられてた
人生があったのかもな。
それと同時に、
ツボ深く刺激を受けると
リコネクティブ・レジスタ
(筋肉の不随意運動)が
ついつい出そうになるのが
面白かったわ。
前はぜんっぜん
そんな反応なかったし。


さて。
こっからちっとばかし弱音。
テメエで言うのも何だけど。
皆さん私に会うと元気になると
言って下さいます。
確かに。
過去にもいろんな方々を「アゲ」てきやした。
ここでの評がキッカケで
メディアに取り上げられたり、
デビューに至った人もいるし、
私が赴くジャズライブ会場は
必ずと言っていいほど
異様に盛り上がったもんです...(遠い目)。
しかし、その逆はほぼ皆無でした。
(T_T)


当時を御記憶の方には
おわかりいただけるかと存じますが、
あれほど怒涛の日々を
過ごしちまいますと、
今やナマ音楽を聴くのが
いささかしんどいカラダと
成り果てました。
(おそらく一生分を
 聴いちまったんでは、
 との説アリ。)
音楽だけでなく芝居も美術もです。
が。
ごくまれに「これは!」というモノに
遭遇すると
足を運ばずにいられない。
こんなことを幾たび繰り返すのか、
いくら気合で鑑賞しようが、
評を書こうが、
己には何ら進歩も報酬もない。
( ̄  ̄;)


格別の御好意を示して下さり、
会いたいとおっしゃって下さる
皆々様、まことにありがとうございます。
ただ。
肝心の講座が風前の灯という状況で、
今後おひとりおひとりと
プライベートにお会いすることを
続行しますのは正直、
困難と申し上げざるを得ません。


大変失礼ながら、
上記の皆様におかれましては
ナゼかネットやSNS
親しみの薄い方が少なくなく、
私自身、セルフ・プロモーションに
限界を感じている昨今です。
幸い普通にゴハンは食べられておりますけれども、
過去に大病をして、
今、生かされているのは、
何かしらミッションがあるはずであり、
手術直後、家族が言ってくれた
「ただ生きてるだけでいい」
に甘んじている場合ではないと
思うのであります。


カフェ講座は参加費千円につき、
ほとんど私の収入にはなりません。
が、それでも、
伝えておきたい、
残しておきたいことが
ヤマとあるのです。
遠い?
確かに。
思想スタンスが明確すぎる?
ごもっとも。
私の不徳と人望のなさでありましょうが、
後者に関しましては譲れませぬ。
ならば。
もはやココに必要とされぬ身と自覚し、
余生の過ごし方を検討するのみです。
まっ。
そんでも野良の方舟は絶賛航海中よ。
光ある限り安心立命
それについてはまた後日。