マジャールの星

jazzydays2013-05-05

ヤーノシュ・シュタルケル逝く。
ハンガリーが生んだ
チェロの巨匠。
晩年の公演に赴き、
その折もらったサインは
家宝となろう。
フリッチャイ
アンダ、
シフラ、
リゲティ
かの国出身の
素晴らしい音楽家たち。
かつて。
Hungaryは
その名のごとくフン族(異論もあるが)、
アジアに端を発する国であり、
それゆえとても親日だ。
個人の名前も日本と同じく
姓→名の順である。
(本来ならばシュタルケル・ヤーノシュ)。
さようならマジャールの星。
合掌。


バッハ:無伴奏チェロ組曲(全6曲)他

バッハ:無伴奏チェロ組曲(全6曲)他


↑はLIVING PRESENCE の
謳い文句が示すように
アナログ録音の粋により、
安っちい再生装置でも
まさに「息づかい」が
聞こえてくるような名演。


政権復帰後半年も経ずして
安部政権外交の
見事きわまりない地政学には
目を見張る。
ってか。
コレが当ったり前なんだがね。
あらためて。
「異民族に支配されたような」
(by 産経新聞・阿比留記者)
悪夢の反日政権3年あまりは
一体、何だったのか。


あっそうそう。
ガキンチョの日だったな。
ワシにゃあ
いっこうカンケーござんせん。
ワシ自身=お子ちゃま上等なんでな。
ふふん。


子供の頃に買ってもらって
のちのち、
ありがたみが身にしみたのは
学研の原色学習図解百科と
研秀レコードのクラシック名曲シリーズ。
いずれも月に1回、
セールスマンが1巻ずつ
玄関先まで届けてくれたと記憶する。
さして余裕がなかったであろう
家計の中から
情操教育のために
代金を捻出してくれた
母には感謝の念を禁じ得ない。


とりわけ。
原色学習図解百科の第10巻、
「新しい造形と美術」には
古今東西の名作品が
大量に掲載されており
(ラスコーから亀倉雄策まで!)
鑑賞眼もおぼつかず、
好悪の判断もできぬまま、
飽くことなく眺め入ったものだ。


あの1冊がなかったら
こんにち大塚国際美術館
楽しむことが果たしてできたろうか。
長じて書店や幼児教材関連の
企業で働く機会を持ったワシ。
ガキンチョ嫌いにもかかわらず、
「三つ子の魂」構築の
重要素材=良質な書籍と音楽、
との思いは断じて変わらぬのよ。


本日の根菜摂取。
じゃがいも、
タマネギ、
にんじん、
キャベツ、
かぼちゃ、
エリンギ。
以上に冷凍アサリと
シチュールーを足して
一丁上がり!



右上画像は付け合わせの
酢だこ&レタス。
まぁこっちは栄養より
サッパリ感を楽しむための
黒子ですわな。