Vanitas

八重桜＆ツツジが満開。
ツツジって漢字で書くと躑躅。
何か髑髏に似た（？）字面で
花自体は可憐でも
ミョーにおどろおどろしい
イメージを感じるのはオレだけかい。

われは海の子。
旅する土地は必ず現在地より
南西かつ海に面している。
たぶん。
北には行かずに一生を終えるのだろう。
数十年ぶりの四国は
親和（神話）力が強く、
後ろ髪ひかれた。

４月の鳴門が渦潮シーズンだなんて
全く知らずに予定を組んだのだが、
行ってみて既視感（デジャブ）。
それもこれも。
あらかじめ「仕組まれた」
ことだったに違いねえ。
が。
最近つっくづく疲れてんのよ。
いわゆるスピ系コンスピラシーってやつに。

あれもこれも必然、
すべてが予定調和、
たとい一見苦難であっても
意味があっての試練、とか。
エトセトラ、エトセトラ。
ワケ知り顔の「御託宣」は
もうたくさんざんす。

こんな時に限って
ジャズライブ営業電話が
あったりするとゲンナリじゃ！！！
何を今さら。
オレは確かに見る目＆聞く耳はあるんだよ。
だが。
もうソイツを他人のために
使う気なんぞ金輪際ない。

見巧者と言えば
聞こえはいいが、
単なるディレッタント半生。
かわりに失ったモノの
何たる多さ・大きさか。

B層に乗っ取られたこの国は
オレを必要としない。
それでもなおかつ
愛国者としてオレは
晩年を生きる。
画像は昨日の通院後朝飯。

こんとあき (日本傑作絵本シリーズ)