驚異のメイドインジャパン

jazzydays2013-04-20

そんなワケで長らく
念願だった大塚国際美術館
訪ねたんだわよ。
http://www.o-museum.or.jp/
いんやあ驚愕。
世界中の名だたる傑作を
一堂に集めちまった熱意。
オリジナルに肉薄する再現への執着。
陶板技術の粋。
日本人ってスゲーっ!
\(◎o◎)/


とは言え、
全部フェイクじゃんかよ、
という声が上がるのは
もっともだ。
だが!
真に力ある傑作は「記号」として
十分に成立する。



システィーナ礼拝堂in徳島県


実物と全く同じサイズで
筆致まで精妙に再現された
陶板(油彩とは比較にならぬ耐久年数
=サブ保存の意義大)により
目の前に立ち現れる名画の数々は
画集やネットを介して
接するのをはるかに凌駕する
迫力に満ち満ちている。
宗教施設の再現においては、
否応なしにある種の荘厳さが
醸し出されてしまうのだ。
恐るべし「記号」。



館内で遭遇する中学生たち、
皆「こんにちは〜」と
声をかけてくれるのよね。
心がなごむわ。



こんな美術館が近くにあるキミたち幸せ者!


この巨大な美術館は
ホテルのフロント氏いわく、
駆け足で巡っても最低5時間。
マッサージ師いわく、
5回も6回も再訪する人が
珍しくないとか。
確かに。
気短で足早な不肖キツネでも
休憩2回を含め、
丸々5時間滞在したっけよ。



ところで。
鳴門近辺の観光施設で
ビールを頼むと
全部が全部アサヒ・スーパードライ
おおそうか。
ココってアサヒ王国なのけ。
ワシは好きだからいいようなものの。
他メーカーファンには
選択肢が少なくてつらかろう。
(知るか!けけけ)
ソフトドリンクが大塚なのは
わかるにせよ。


噂に聞いていた館内レストランの
看板メニュー、
その名も「最後の晩餐」は
当初、レオナルドの作品に
基づいてかなり簡素な料理だったようだが、
不評だったらしく、
ワシが訪ねた時点では
鳴門の地産を生かした
オリジナル料理に変貌しておりやした。
ムースに魚に野菜に肉にソース、
焼き立てほわほわのフォカッチャ、
たいへん美味。
しっかし。
さっすが観光地値段。
1800円。
量もちょい物足りねーっす。



晩餐と言いつつ午餐。


今回は我が相棒Kindle君にとって
初の遠出だったのだが、
ホテルのWiFiが順調につながり、
快適でござんしたよ。
早くも再訪したいぜ。