花冷えブルックナー

花冷え。
花散らし。
よく降るのう。
メゲるのう。
ブルックナーを聴きたくなり、
YouTubeで検索したら
ハイティンクの四番フル楽章
ライブがあったので
Kindleで延々流しっぱなし。
スゲー時代になったものだ。
ブルックナーと言えば
クナッパーツブッシュや
アーベントロートなど、
クセのある指揮者が思い浮かぶのだが、
いかんせんCDを探し出すのがしんどい。
ロックにジャズに昭和歌謡にクラシック。
種々雑多数千枚。
今となっては呆れるばかり。

つっくづく。
疲れた枯れた干からびた。
あんなに通いつめてた
ジャズクラブの数々が
途方もなく遠い昨今。
音楽にもうカネなど払わぬ。
手元の小さな板(Kindle)で
十分すぎるほど事足りるではないか。

生前オルガニストだった
ブルックナーは死して
オルガンと一体化した。
まさに山之口洋の小説
「オルガニスト」だわな。

オルガニスト (新潮文庫)

ちなみに生涯独身であった。
女嫌いではなかったようだが、
結局、音楽と結婚したのよね。
ブラームスしかり、
ベートーヴェンしかり。
それにしてもまたもや血圧が高い(187-111)。
メンタル負荷が結構来ておるな。
風呂も酒も控えて
さあさあ今宵は早じまいじゃ。