久々に明るいニュースと言えば。
東京駅のリニューアルオープン。
大帝都の顔、
日本再生のシンボルとして
あれほどふさわしい
稼働中モニュメントも
他にないであろう。
やはり帝都は千代田区・中央区じゃ。
かつて都庁は現在の
東京国際フォーラムのあたりにあった。
それが新宿副都心に移動してから
帝都の帝都たる霊光は
急速に弱体化していったのだ。
「楽し都〜
恋の都〜
夢のパラダイスよ
花の東京〜♪」
アタマの中で藤山一郎の
朗々たる歌声がコダマする。
リニューアルと言えば。
台所のコンロを
総取っ替えしてから
ガスの直火で飯炊き
するようになったのだが、
米粒ツヤッツヤもっちもちで
めっぽううまい。
保温ができないのが難点だけど、
もう電気炊飯器には戻れませぬ。
メシ話ついでに。
ワシは定食評論家・今柊二を
こよなく愛しておって
彼の著作はほとんど読んでいる。
つい最近、読んでなかったモノを
まとめてチェックし、
毎度のごとく何度も爆笑しながら
あっという間に読了。
彼の鋭くユーモラスな
京浜急行論を引用しよう。
≪京浜急行を男女の性別で分けるとすれば、
間違いなく「男」であろう。
(中略)
沿線には、競輪(花月園)、
競馬(立会川)、競艇(平和島)、
釣り(三崎口など)、そして
川崎、日ノ出町など数々の
盛り場というように、
「男」のためのナイススポットが
たくさんある。
京急沿線に住めば、
「休日はギャンブル、終わったら
居酒屋で酒飲んで焼き鳥食べる」
という垂涎の生活が待っていて、
スカッとした男人生が送れることであろう
(奥さんには叱られるだろうが)。≫
うわはははははは。
まさに「目のつけどころがシャープ」だよ。
一応、性別「女」のワシであるが、
本日の日記画像でも
おわかりいただけるように
根っから「オヤジ」な生活を
送っているので非常に理解できる。
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昨日は図書館帰りに
正統蕎麦屋飲み。
箸袋を見れば Since 1972とある。
もう40年かい。
日中国交と同じなのねん。
稲川淳二似の大将は
ここ20年くらいちっとも
ルックスが変わらないけど、
おそらくワシがガキンチョの頃は
先代が厨房に立っていたんだろう。
当時はまさか同じ店で
一人酒するようになるたぁ
思いもせなんだが。
蕎麦自体はごくごくフツー。
でも夕刻、混雑時間帯前の
「まったり」感といったら
えもいわれません。
嗚呼これぞ日本の幸福。