マエストロの遺言

jazzydays2012-07-09

夜9時すぎ。
スーパーで食料を調達。
店を出る時、
ちょうど入って来た
高校生らしき男性が
私が完全に外に出るまで
ドアを開けたまま
押さえていてくれた。
捨てたもんじゃない、
と思う。
その帰り道。
チャコの海岸物語」を
大声で歌いながら
歩いている男性とすれ違った。
これまた。
よろしいんじゃないかい。


この愛おしき国を
喪ってよいものか。
国あってこその
ワシらであり、
職場・学校・家庭である。
政治の究極目標とは
「富国強国」。
これに尽きる。
それが今や
「貧国衰国」のありさまじゃ。


日本をここまで破壊しつくした
売国政党およびその支持者は
さぞや御機嫌うるわしかろうな。
どんなカルトよりも
危険きわまりない
あの党にこそ破防法
適用すべきだと私は信じて疑わぬ。
政権交代の文句に浮かれて
うっかり投票しちゃった皆さん。
猛省するぐらいじゃすみませんよ。
どう落とし前つけるんすか井形慶子さん。
私は長年あなたの愛読者だが、
あの党を持ち上げてきたことだけは
断じて許せない。
許さない。


昨年末、
惜しくも亡くなった
ルネ・ヴァン・ダール・ワタナベ師が
占星術による今年の展望を
以下のように記しておられた。
いわば師の「遺言」と
言ってよいかもしれぬ。
さすがの炯眼である。


≪昨春の未曽有の大災害、
 そして原発崩壊という人災に対する
 政府の極めて稚拙な対応を目の当たりにして、
 国民一人一人が政府には頼れないのだと
 痛感したと思います。
  (中略)
 新しく誕生するリーダーが人気を
 集めるのは最初のうちです。
 仮に能力があったとしても支持率は
 お決まりのパターンのように低迷し、
 あっけなく幕を下ろす馴染みの
 茶番劇を見せつけられそうです。
  (中略)
 真剣に日本の将来を案じて
 行動する人間が、
 少数ながら出てくることに
 一縷の望みを託します。≫
 

今日はナゼか
ブルックナーの4番が
アタマの中をずーっと
駆け巡っていた。
サン=サーンスの3番なんかも
久しぶりにナマで聴けば
ちったあ元気が出そうな気がするわい。
家でCDなんぞ聴く気力は全くないのだが。
クラシックの演奏会は
言うなればミサであり、
ホール自体が楽器である。
パイプオルガンはorganというだけあって
生体器官さながらのイキモノ。
現場に身を置くと何つうか
細胞が活性化するのよね。


オルガニスト (新潮文庫)

オルガニスト (新潮文庫)


前にも取り上げたが、
この小説は音楽の魔性を
余すことなく描き切って見事である。
バッハ・ファン必読。


今週土曜(14日)は
恒例カフェ講座だす。
当日単発参加歓迎。
店に電話してね。
http://tinyurl.com/78hmtyq
明日は通院帰りに
観音さんに「四万六千日」参り予定。
画像は恵比寿にて。