ファジー桜

jazzydays2012-04-11

夕方。
スマトラ沖でM8.7の
地震とのニュースに
目を疑い言葉を失う。
なぜまた。
よりによって同じ地域で。
前回のスマトラ沖地震の際は
病院のベッドで繰り返し
ニュース映像を目にし、
夢にうなされた。


確かに月は下弦間近。
だが。
無駄な言葉を費やして
何になろう。
地母神ガイア、
Mother Earth、
グレートマザー
ユング的な意味における)
の憤激はとどまるところを知らぬ。



いよいよか。
アセンションだろうが
マヤの予言だろうが
日月神示(ひつくしんじ)だろうが
生き延びてやろうじゃん。
腹をくくる一方で。
またぞろ例の
離人シンドローム&隠居願望が
表にチラチラ顔を出し始めた。



長らく愛国者
標榜してきたつもりだが、
この国も
この国の民草も
不肖・古ギツネの
ほざく妄言アジには
いっこう耳を
傾けようとはせなんだ。
いい加減くたびれたわ。
しかし。
隠居の前に
やっておかねば
ならぬことがある。



昨日は思い立って大船へ。
砂押川沿いの桜は
つぼみ段階の木あり、
すでに散りかけの木あり、
長すぎた冬と
天候不順を反映してか、
いっせいに満開
という感じではなく
それぞれファジーな咲きっぷり。



昨春、ここに桜を
愛でに来た時は
何度も強い余震に見舞われ、
電車が動いてるうちに、と
そそくさ帰路についたっけよ。
今回は離人と二人三脚(?)ながら
それなりに穏やかな気分で
花見ができたのだが。
もはや。
この段階に至っては
サジを投げるか、
あるいはサジ自体を
噛み砕くしかない。


右上画像は
昨日調達した
マイユニフォーム
=戦闘服(デニムミニ)。
スカートは短く。
口紅は赤く。
髪は黒く。
心ある大和撫子よ起て。
火焔の意志を持て。
誰もいやしないのに
ついついアジりたくなる
己のサガが哀しいが、
灰色の虚無も
武器であることに
変わりはなかろう。