片岡鶴太郎展「艶葉樹」

ものすんごく
久しぶりの上大岡。
前回訪れたのが
いつだったか
思い出せないほど。
何故か足が向かないのよね。
隣町の弘明寺には
あんなに萌えるのに。

お目当ては
片岡鶴太郎展。
雨天。
最終日。
結構なにぎわいであった。
意外に思われるかもしれんが。
私はこの人が好きである。
近場の展覧会には必ず行く。
詳細は過去の日記を
参照してくれ。
相田みつをチックな
作品は正直感心しないけどな。
江ノ島にあった美術館が
なくなったのは惜しい。
あれはいい空間だった。

今回のテーマは
艶葉樹(つやばき)＝椿。
エロい花だ。
桜とは一味違う妖気。
首をポトリ落とす散り方が
思いに思いつめた挙げ句の
「落とし前」って感じでさ。

鶴太郎の魅力は
多くを描きこまない
ストイックさにある。
変に説教臭くならず、
今後もシンプルに頼むぜ。