双子という名の孤独

jazzydays2010-03-10

東京大空襲
またしても
朝っぱらからPD。
しばらく様子見したが
我慢ならず、
明け方ソラ君(=Solanax)服用。
しょーがねーのよ。
春の初めってヤツは。


などと言い訳を
考えていた折も折。
鎌倉・鶴岡八幡宮
樹齢千年の大銀杏が
根こそぎ倒れる!
という一大事が!!!
何ということだ。
心情的には平家に
与する私であるが。
あの大銀杏には
何かしら
感ずるものがあった。
参拝に訪れるたび、
何度も何度も
写真に撮っものだ。


なぜって。
公暁の怨念が
こもってるじゃんか!
涙をのんで
歴史の陰に消えた
人々にどうしても
ひかれてしまう。
それが私のサガでござんす。



とにかく。
無理無理に起きて
無理無理に出かける。
行き先はMM地区。
ランドマークホール。
今日は。
見逃してた
フランソワーズ・サガン
伝記映画を800円で
見られる唯一の日だから。
http://www.sagan-movie.com/index.html


十代の頃から
小生意気だった私は
サガンに深い思い入れがあり、
著作はほとんど読んでいる。
中でも好きなのは
デビュー作よりもコレね。


ある微笑 (1958年) (新潮文庫)

ある微笑 (1958年) (新潮文庫)


映画は忠実に
サガンの生涯をなぞっており、
主演女優がとにかく
実物ソックリ。
いかにも双子座っぽい
ボーイッシュな雰囲気と
くるくる回る瞳が
ゾクッとするほど
似ている。
って。
本人に会ったことないけどさ。


どんなに才能に恵まれても。
どんなに富と名声を与えられても。
どんなに取り巻きに囲まれても。
人は孤独だ。
どこまでも。
いたってシンプルな事実。


愛という名の孤独 (新潮文庫)

愛という名の孤独 (新潮文庫)


ただただ。
それを描いてるだけの
映画なのだが。
同じ双子座として
「むこうずね」を
蹴っ飛ばされるような感覚。
アイテテテテテ!



鑑賞後、
近場でランチ。
ランドマーク近辺は
水曜日がレディース・デーとかで
デザート無料。
サラダ・バー、
ドリンクつき千円ナリの
パスタ・ランチ、
何かとお得でございました。





窓際の席からは
MM地区が一望に見渡せて
なっかなかの
好ロケーション。
デートより
女性向きっぽいかな。
http://r.gnavi.co.jp/g221847/