一昨晩は。
鎌倉ダフネにて
隔月恒例LIVE、
大野雄二トリオ+1。
パーソネルは。
ピアノ、大野雄二。
ベース、俵山昌之。
パーカッション、横山達治。
ドラムス、江藤良人(えとう・よしひと)。
例によって。
写真も曲順メモもござらん。
とにかく。
向こうが
命がけの演奏を
聴衆に投げかけてくるからには。
こっちも
命がけで聴くしかないんである。
カメラやペンを
手にしてる余裕などない。
大野雄二。
彼こそは。
全きミューズの下僕。
初めて彼の演奏に
ナマで接した時の衝撃は
少しも褪せることなく、
むしろ。
回を重ねるごとに
増していく。
- アーティスト: Yuji Ohno & Lupintic Five with Friends,原田知世
- 出版社/メーカー: VAP,INC(VAP)(M)
- 発売日: 2008/08/27
- メディア: CD
- 購入: 1人 クリック: 11回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
ジャンルは異なれど。
初期のグレン・グールドに
オリジナル・ジャズを
演奏させたら
多少は類似するだろうか。
- アーティスト: グールド(グレン),バッハ
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
- 発売日: 2004/11/17
- メディア: CD
- 購入: 4人 クリック: 46回
- この商品を含むブログ (88件) を見る
いや。
大野雄二と
他の音楽家を比較すること自体、
無駄というものだろう。
ステージから
ほとばしる
パンクな求道精神。
その凄絶とも呼べる磁力に
私は長らく呪縛され続けている。
この夜は。
ドラマー江藤良人が絶好調。
前回、KAMOMEで
竹内直カルテットを
聴いた際には、
パワーみなぎる
「ユンケル江藤!」ぶりを
十全に発揮したとは言えず、
正直、精彩を欠いていた。
http://d.hatena.ne.jp/jazzydays/20080905
(聞けばツアーの運転疲れが相当たまっていたそうな。)
だが!
今回はやってくれた。
目いっぱい。
力いっぱい。
と言っても。
単に力技で押すだけの
ケダモノ・ドラマーと違いますよ。
繊細きわまりない
ブラシワーク。
電光石火!の
リムショット&シンバル。
やっぱり。
コイツからは目が離せん。
ホメついでに
つけ加えるなら。
この男は。
心根がキレイだよ。
霊格が高いよ。
大野さん。
前にも言ったけど。
私は大野さんより先に
死んじゃうかもしれません。
でも。
生きてる限りは。
ダフネであなたの演奏を
聴き続ける。
必ず。
****************************
マイショップ『めるくり庵』に
70年代初頭の主婦雑誌をアップしました。
http://mercuri.blog119.fc2.com/