SAXOPHOBIA@サンタナ

2夜連続で出かけたら。
案の定、本日は
起き上がれず廃人モード。
今週お会いするはずだった
皆さんごめんなさい。
予定の8割はキャンセルです。


それでも。
気持ちは凪いで満たされている。
スキンシップだよ人生は。
断続的な眠りの中で金縛り。
体を包んでいる空気が震動し、
誰だか思い出せないが
聞き覚えのある女性の声が
耳元で囁く。


「keikoさん、
 keikoさん、しっかり!」


一昨晩は。
平塚サンタナにて
SAXOPHOBIAを聴く。
パーソネルは。
一人としてメンバーの
代替が不可能な4人組。


バリトンサックス、
井上JUJU博之(いのうえ・じゅじゅ・ひろし)。
アルト&ソプラノサックス、
緑川英徳(みどりかわ・ひでのり)。
テナーサックス&フルート、
竹内直(たけうち・なお)。
テナーサックス、
岡淳(おか・まこと)。



開演直前。真剣な表情。


この店を訪れるのは2回目。
非常に「鳴り」のよい空間で、
一人一人の個性が
クッキリと立ち上がり、
響き渡る。
とりわけ。
ミドリーヌこと緑川英徳
集中度は圧巻。




JUJUこと井上博之も
右手のコンディション不調を
みじんも感じさせぬプレイ。



深々&太々、
男っぽく官能的な
岡淳の音色は
相変わらず下半身直撃。
毎度おなじみ、
「人間じゃない」
竹内直のノンブレス奏法も健在。



久しぶりに聴く「God Bless The Child」、
胸にしみたぜ。



「雨ふりシンフォニー」絶唱(?)中。


この男たちに
出会えた私は
つくづく幸福である。
これからも。
ずっとずっと。
私は彼らを聴き続けるだろう。
愛し続けるだろう。
それぞれの類まれな音色を。
豊かな人間性を。


A Night at SOMETIME

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