電気Harp Madness@KAMOME

jazzydays2008-08-21

一昨晩は。
馬車道 KAMOME にて
約4か月ぶりに
電気Harp Madness を聴く。
初回で身も心も
KO されていたがゆえ。
ホントにこの日を
Mad ました!


パーソネルは。
恐るべきテクとソウルを
あわせ持つ無敵の軍団。
ブルースハープ&ヴォーカル、
八木 のぶお。
ブルースハープ&ヴォーカル、
KOTEZ(コテツ)。
エレキ、和泉聡志。
ピアノ&フェンダーローズ、高瀬順。
エレキベース、江口弘史(えぐち・ひろし)。
ドラムス、つのだ健。


1曲目からして、
すでに「アンコールですか?」
ってくらいの
渾身名演。
1st set 終了時には
汗と涙で顔が
ぼろぼろ、ぐちゃぐちゃ。


この夜は
プロモーション・ビデオ撮りが
行われていたんだが、
んなもん
構っちゃいられねえ!

普段にもまして
わめき騒ぎ、
泣き叫び、
エール飛ばしまくり。
当然。
ヘッドバンギング必須だよ。


途中、
8時間の休憩(八木のぶお談)を
はさんでの2nd set も
ひたすらブッチ切り。
泣かせるところは
キッチリ泣かせ、
客席をあおるところは
バシバシあおる。


八木のぶお、
KOTEZ
フロント二名の
説得力ある
歌声とたたずまいには
つくづく圧倒される。



前回はちょっと
音量が控えめに感じた
えぐちんの
ベースもバリバリ
轟きまくり。


濃ゆすぎるメンバーに
囲まれて
これまた前回は
存在感やや稀薄だった
イズミも持ち味の
昭和色がガンガン
前面に出てたし。



ピアノとキーボード、
両方を流麗かつ圧巻!の
ダイナミズムで
駆使する高瀬順。
この人は本当に
稀有なプレイヤー。
そんじょそこらの
ジャズピアニストが
束になっても
ちょいと
かなわんであろう。


そして!
パワフルで歯切れのよい
つの犬ドラミングときたら!
形容すべき言葉が見つからん。
ただただ惚れ惚れ。


私のすぐ隣にいた
知る人ぞ知る
盗撮魔ZAKU氏が
「ヤバイだろう彼らは...」と
つぶやくなり、
私のビールを断りもなく
横取りして飲んだ。


耳の肥えた彼が
絶句するくらいなんだから、
どれほどのレベルか
推して知るべし。
ZAKU氏撮影による当夜の模様はコチラ。↓
http://www.flickr.com/photos/zzk/2779813840/in/set-72157594218956357/


メンバー全員に共通して
言えることは。
魂の進化度(いわゆる霊格ってやつ)が
高いってことだ。
まぶしいんだよ。
ミューズが彼らの背後で
守護してるんだよ。



with ブルース界の小田和正



with ブルース界のビリケン



「冥土の土産」シリーズ。
あれ? メンバーが一人足りない。誰でしょう。


今さらながら痛感するのは、
どうがんばったって
取り除けやしない
「ブルース」の根っこが
私の内部に脈々と流れてる、
という事実。
そうだよ。
Everyday I have the blues.
http://www.bluesforpeace.com/lyrics/every-day.htm


Everyday I Have the Blues

Everyday I Have the Blues