live = to live

もう5月だよ。
メーデーだねえ。
もはや。
朝まで踊り通した
モッズ・メーデー
はるか追憶の彼方。
http://www.thisismodernworld.com/modsmayday/top.html


本日は某件にて藤沢へ。
前にも書いたけど。
この街にはかつて
勤めていたことがあるので、
土地カンもあるし、
居心地がよい。
湘南屈指の都市でありながら、
物価も安い。


所用の後。
ストッキングまとめ買い。
最近やたらと
ストッキングが
伝線するんである。


伝染(うつ)るんです。 (1) (小学館文庫)

伝染(うつ)るんです。 (1) (小学館文庫)


上記のタイトルが即座に
思い浮かんだアナタは御同輩。
あるいは。
こーんな艶っぽいのもあるよ。


≪伝染ってもいいかと 愛は愛は愛は≫
by 時実新子
http://kbookshelf.blog43.fc2.com/?q=%BB%FE%BC%C2%BF%B7%BB%D2&x=19&y=4


有夫恋 (角川文庫)

有夫恋 (角川文庫)


話はストッキングに戻り。
日頃愛用する商品が
近所のスーパーで
扱われなくなっちまい、
系列店がある
大船or藤沢に来るたびに
購入してるってワケよ。
別に高級品でも何でもない。
スーパーのPB商品。
でもな。
コレでなくっちゃダメ。


もちろん、
他にも
さんざん、
いろいろ、
試してみた。
が。
ユニフォーム=ミニスカートの私。
ノンサポートタイプは
たった1回着用しただけで
生地が傷つく確率高し。


かと言って。
締めつけの強い
フルサポートタイプは
苦しくって耐えられん。
よくぞまあ。
あんな拷問器具めいたもんを
世の女性たちは
平気な顔で
はいてられるもんだな。


いけね。
本題に入ろう。
音楽でも。
舞台でも。
再生装置を通さぬ、
二度と再現できぬ、
ナマにまさるモノはない。
たとえ。
録音なり録画なりで
保存した気になったとしても。
その場、
その瞬間に立ち会う
感銘には絶対に勝てない。


文字通り。
ライブ(live)とは
生きる(live)に他ならないからである。

以下、
私が長年にわたり
敬愛するシェイクスピア俳優
兼演出家の彩乃木崇之氏による
「ライブ論」を紹介したい。


≪大切なことは、その回のお客さんの気だ。
 その気が欲しているところの呼吸を、俳優ができたかどうか、
 それが面白いかどうかの差。
 

 どんな商売でも共通の論理、需要と供給。
 その回のお客さんが求めるところの需要を
 創り手側がどう満たしどう供給できるか。
 それこそ、ライブの命。

 そのための準備が、稽古。
 ただし、稽古は万能ではない。
 

 芝居は、お客さんと創るもの。
 うまくいったりいかなかったりは、
 観客と俳優のコミュニケーションの力による。 
 

 お客さんはチケット代を払ってくれて、
 思いっきり能動的に交流を求めてくれている。
 その熱き思いに、こちら側がどう応えるか。

 
 人と強烈に関わりたいという堅固で寛容な意志、
 その熱烈な熱、灼熱の体温、愛。
 それらをシェイクスピアサルトルも確実に持っている。
 僕らにそれがあるか!?≫
http://d.hatena.ne.jp/ayanogi/20080413/p1


どうだ!
何もつけ加えることはない。
横浜・東京だけでも
あまた存在する店々の中から
その LIVE だけを選び取り、
わざわざ足を運び、
自腹を切って演奏を聴く。
その時間と労力を
考えてもみろ。


客を客とも思わぬ
ミュージシャンや
店の経営者どもの
耳に彩乃木氏の言葉を
煮え湯のごとく
注ぎ込んでやりたいね。



本日の孤独。



本日のお買い物。