right to write

「希望という名の夜汽車にゆられ
 女心は何処まで行くの〜♪」
by 欧陽菲菲
http://music.yahoo.co.jp/shop/p/53/195439/Y001401
「きぼうという名のミッション担い
 土井隆雄は宇宙にいるの〜♪」


欧陽菲菲 ベスト10

欧陽菲菲 ベスト10


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昭和の香り濃厚な商品を
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東京オリンピック
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クララ・シューマンも。
アルマ・マーラーも。
ゼルダフィッツジェラルドも。
シルヴィア・プラスも。
才気煥発な「芸術家」の妻たちは、
どんなに「書く」ことを
熱望していたことか。
それに較べれば。
「書く」自由を持つ私は
どれほど幸せなことだろう。
しかも。
ウェブ空間という
「開かれた」スペースにおいて。


この半生。
私は「無視」されることに
あまりにも慣れ親しんできた。
手紙・電話・メールというものは、
返事がないのがごく当然、と
判断する習慣がすっかり
身に染み込んでいる。
すなわち。
透明人間。
ガキの首をハネるような
蛮行には及ばずとも。
あの酒鬼薔薇の心情が
うっすら理解できるのだ。


それゆえ。
たまさか己が
「待たれて」いることを
知ったりすると。
驚きと喜びが
ないまぜになった
妙な感情にとらわれ、
図らずも。
落涙したりするのである。
貧しい話だ。
実に。


昨日は。
大好きな蕎麦処で
不覚にも一人泣き。
ナゼなら。
私が3週間も
「待たれて」いたからである。
たとえ。
そこに金銭の授受が
介在していたとしても。
「夜鳴き蕎麦」ってのは
聞いたことあるが、
蕎麦屋泣き」ってのは
あんまり耳にしないねえ。



ランチタイム後半の座敷を一人占め。



アツアツ鴨南蛮。



シメはやっぱりコレ。



アップに耐えるルックスです。



ひたすらに濃く熱い。


SNS、BBS の類で
わざわざコメントを残してくれた
訪問者にレスポンスしないまま、
さっさと次のページを
書くような輩を
私は基本的に信用しない。
もっと激しい言葉を使うならば。
憎む、と言ってもよい。


そうした扱いを受けると。
もう書き込みをしないか、
あるいは自分の足跡を
こっそりと
消去することが
少なからずある。
返事する気がねえんなら、
最初っから
ココみたいに
閉じてりゃいいんだよ。


いつの日か。
私が現世から消滅したのちに。
どこかの誰かが
この日記を発見して、
「ああでもない、こうでもない」と
的ハズレな研究や分析を
行ってくれることを
ひそかに夢想して、
ついつい口元が
ほころびそうになる。
暗いよな。
つくづく。


もっとも。
その時点で己自身は
状況を観察することが
かなわぬ
はるか虚空に
消え去っているワケだがな。