具合が悪いから悲しいのか、
悲しいから具合が悪いのか。
よくわからんままに
2週間弱が過ぎ、
耳鼻科へ行く。
帰路、図書館に寄って
「こういう状態の時に読むのは
ふさわしくなかろう」
と自覚しつつも、
シルヴィア・プラス関連
http://d.hatena.ne.jp/jazzydays/20080306
の書籍を3冊借り、
うち2冊を一晩で読了。
- 作者: アンスティーブンソン,Anne Stevenson,風呂本惇子
- 出版社/メーカー: 晶文社
- 発売日: 1994/08
- メディア: 単行本
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- 作者: シルヴィア・プラス,徳永暢三
- 出版社/メーカー: 小沢書店
- 発売日: 1993/03
- メディア: 単行本
- クリック: 3回
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- 作者: シルヴィア・プラス,青柳祐美子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2004/06/10
- メディア: 単行本
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3冊目の自伝的小説、
「ベル・ジャー」には
かつて下記の邦題がついていた。
(1974, 田中融二訳、角川書店)
「ベル・ジャー」とは bell jar。
釣鐘を逆さにした形状をした、
飲みかけのグラスやカップに
かぶせるために用いられる
ガラス製のフタ。
私が時として感じる「金魚鉢」ワールドと
何と似ていることだろう。
シルヴィアの家庭環境もまた、
我が成育過程を
想起させずにはおかない。
彼女の生涯は先年、
映画化されたようだが。
見る機会を逸したままだ。
いや。
見ないほうがいいかもしれんな。
- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2005/06/22
- メディア: DVD
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一昨晩は。
いまだ完治せぬ風邪を抱えたまま、
馬車道はKAMOMEにて
SAXOPHOBIA の LIVE を聴く。
行くか行くまいか、
夕方まで悩んでいたのだが、
足を運んで正解であった。
パーソネルは。
バリトンサックス&フルート、
井上JUJU博之(いのうえ・じゅじゅ・ひろし)。
テナーサックス&バスクラリネット、
竹内直(たけうち・なお)。
テナーサックス&篠笛、
岡淳(おか・まこと)。
アルト&ソプラノサックス、
緑川英徳(みどりかわ・ひでのり)。
どの一人が欠けても、
このユニットは成立しない。
代替メンバーの加入など
決して実現しえないのが
SAXOPHOBIA の
SAXOPHOBIA たるゆえん。
メンバー全員の個性を
考慮しぬいて
書かれたJUJUオリジナルの
秀逸さには
あらためて舌を巻く。
演劇業界に「アテ書き」という語が
存在するが
(あらかじめ俳優を想定して
役柄を書くこと)、
彼のオリジナルは
まさにそれである。
曲目や彼らの演奏の
魅力・磁力については、
過去にほとんど語りつくした。
とにかく。
一人一人の技量と人柄を
私は愛してやまない。
Jazz Standards for Sax Quartet‐サキソフォビアによるジャズスタンダードフォーサックスカルテット‐(演奏収録CD付)
- 作者: サキソフォビア
- 出版社/メーカー: アルソ出版
- 発売日: 2007/07/30
- メディア: 楽譜
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