青春の光と影

jazzydays2008-02-08

Shadow of Time。
気鋭のピアニスト、
キム・ハクエイ(金伯英)の
新譜タイトル。
まんま訳せば。
「時の影」。
ジョニ・ミッチェル作、
ジュディ・コリンズの名唱で知られる
往年のヒット曲「Both Sides Now」を
つい想起しちまうが。
もちろん中身は大違い。


SHADOW OF TIME

SHADOW OF TIME


青春の光と影

青春の光と影


ジュディ・コリンズのすべて

ジュディ・コリンズのすべて


彼のアルバムはこれが通算3枚目。
オーストラリア録音、
気心の知れた仲間とのトリオ。
その点は過去2枚と同様なんだけど。
うおおおおおお。
アンタ吹っ切れたわね!
「打鍵」より「流れ」で
音を紡いでいく
新主流派っぽいテイストから
より骨太でダイナミズムを
感じさせる音色に
大きく変貌を遂げている。
3曲目の「Holy Land」なんて
バッハみたいだぞ!


ところで。
いつも気になってるのが
アーティスト名表記。
ハクエイ・キムじゃなくって
キム・ハクエイでしょ。

姓・名の順番を西欧風に
引っくり返す必要ナシ!


昨日は。
クリニック受診後、
いつもの蕎麦処へ。
平日昼、
郊外、
目立たない立地条件、
小さな小さな店なのに。
次々に客が暖簾をくぐる。
蕎麦を食べ終えた人々は
「おいしかったです。
 ごちそうさま!」
と笑顔で去っていく。


オープン当初の
静かな静かな
ランチタイムを知る私は
それがうれしい。
そうだよな。
おいしい食べ物は
人のココロを打つ。
誠実な対応は
「また来よう!」
という気にさせるもんだ。


画像は御主人
心づくしの「野菜スティック味噌マヨ添え」。
いつもありがとう。
引き合わせてくれた
蕎麦の神様(?)に感謝します。