鈴木央紹トリオ@上町

jazzydays2007-12-14

耳の調子は
ほんの少し上向いた気が
するものの。
かわりに。
脳内ぐるぐる感が
ありがたく到来。
まさか。
メニエ〜ルさんじゃないでしょね。


それでも行くのさ馬車道へ。
トコロは上町63(かんまち63)。
パーソネルは。
テナーサックス、
鈴木央紹(すずき・ひさつぐ)。
ピアノ、石井彰。
ベース、高瀬裕(たかせ・ひろし)。
名前を羅列しただけで
垂涎モノの超豪華ラインナップ。


が。
師走の馬車道界隈、
ちょいとばかし淋しい。
皆さん忘年会ですか?
漫然と酒を消化するだけなんて、
時間がもったいない。
肝臓に申し訳ない。

横浜には。
飲みながらイキのいい
音楽を聴ける店が
いっくらでもありますぜ。


さあて。
昨晩のLIVE。
来なかったヤツは
地団駄踏んで悔しがれ。
うひゃひゃひゃ。
ジェットコースター感に
満ち満ちたスリリングな

鈴木央紹の持ち味が
爆発・炸裂だ。
右手の魔術師、
石井彰の鮮やかなプレイに
ボケボケ頭もスッキリ覚醒。
そして。
高瀬裕の超絶・悶絶ベースは
歌心にあふれ、
思わず色香にむせ返る。
音の波間で溺れそうだ。


これこれ、これだよ。
ナマの音楽に接してる時だけは、
耳の閉塞感も
脳内ぐるぐる感も
すっかり忘れてる。
節酒中のはずが、
どんどん酒が進む。
曲目?
んなもん忘れたよ。
メモなんか取ってる場合じゃなかったのよ。
本気の演奏に対しては、
こっちも本気で接する。
全身全霊で聴く。

いつだって命がけだよ、
こちとら。


画像は恒例、食品サンプル・シリーズ。
昨晩の名演に敬意を表し。
題して「ハ〜トなコーヒー」。