江藤良人トリオ@JazzIs

jazzydays2007-12-07

近頃。
金縛りの予兆があると、
自然に意識だけが
体から抜け出しちまう。
一昨晩も。
起き上がって
台所に行ったつもりが、
気づくと体は寝床にある。
ありゃりゃ。
妙だな。


仕方なく。
再度、身を起こして
台所へ向かったら。
およ?
テーブルのそばに
私と同じパジャマ姿の
私そっくりの女が
2人いるではないか!
合計、私が3人。


もちろん。
「これこそ私!」
と感じているのは、
間違いなく体の中にいる自分。
じゃあ。
あとの2人は何なのよ。
かねがね噂に聞いてた
ドッペルゲンガーってヤツ?
いずれにせよ。
相当アタマにガタが来ているらしい。
ほほほほほほほほ。


さて昨晩は。
関内は Jazz Is にて
あの絶倫ドラマー、
ユンケル江藤率いるトリオを聴く。
パーソネルは。
ドラムス、江藤良人(えとう・よしひと)。
エレキ、和泉聡志。
ベース、小泉P克人(こいずみ・ぴー・よしひと)。
もうね。
この猛獣トリオは
何度も聴いてるからね、
賞賛の形容はほぼ出つくしたね。


大野雄二&Lupintic Five で初めて
エト〜&イズミを知った皆さん。
ヤツらが本気でやりたい音は
コレなのよ。
軟弱なリスナーには
到底理解しがたいシロモノかもしれんが。
ケダモノちっく。
レトロちっく。
ロックで昭和でジャズな暴走。


とにかく。
このトリオは何度聴いても
決して飽きることがない。
三者三様のバカテクぶりには、
毎度、口をあんぐり。
曲目は。
ビートルズにモンクに
ベンチャーズにオリジナル。
そして。
おなじみGSコーナー(!)では
テンプターズの「神様お願い!」と
ブルーコメッツの「青い瞳」が披露された。
うきゃきゃきゃきゃ。
熱狂・陶酔の嵐。


コンプリート・シングルズ

コンプリート・シングルズ


シングルズ (1966 ? 1968)

シングルズ (1966 ? 1968)


江藤トリオの音楽は
かなり高度だから、
「ワケわかんない」と
敬遠する向きもあろう。
だから。
無理に聴くこたぁねえよ。
耳当たりのいいオシャレな
音楽を飴玉みたいにしゃぶってな。
そのうち。
やみつきになる日が来るかもしれないぜ。
画像は昨夜の1枚。