昨日は。
前々から行きたかった
山形の板蕎麦を
出す店へ初潜入。
私が選ぶんだから、
ぜんっぜん
オシャレじゃないよ。
立地は。
昔ながらのダサイ商店街。
もちろん自前のHPなんか
存在しない。
昼の営業は15時まで。
なのに、
何だかんだと
雑用をやっつけた後に
息せき切って
駆けつけたら14時20分。
それでも。
おやじさん&兄ちゃんは
笑顔で迎えてくれた。
まずは。
王道・鴨つけ板蕎麦。
「大盛りにしますか?」
と聞かれて一瞬、迷ったが、
普通盛りを頼む。
お供は。
初めて飲むわよ、こんな酒。
その名も。
「三百年の掟やぶり」。
http://www.rakuten.co.jp/kunii/505454/506345/
初めての店で、
昼から女一人で飲むこと自体が
すでに掟やぶりだよな。
ふほほほほほ。
「もっきりでいいですか?」
と兄ちゃん。
「へっ?」
もっきりってナニ?
怪訝な顔をする私に
兄ちゃんは再度、
問い直してくれた。
「コップ酒でいいですか?
それとも燗にしますか?」
「おお!コップでお願いします」
不肖アタクシ。
この半生、ずーっと
酒を飲み続けてきたにもかかわらず。
もっきり=なみなみと注いだコップ酒、
とは知らなんだ。
笑ってくれたまへ。
そう言や。
金沢に「もっきりや」なる
ジャズの店があるね。
ありゃあ、
一杯飲み屋って意味だったのか!
空腹だったせいもあり、
運ばれてきた蕎麦は
みるみる
つるつる
ノドを通って胃の中へ。
何だか物足りない。
大盛りにすればよかったなあ。
でもなあ。
時計を見ると14時50分近い。
客は私一人。
恐縮しつつも、たずねてみる。
「あのう....もう一品、
お願いしてもいいですか?」
「どうぞどうぞ!
次は温かいのにしますか?」
「この冷たい肉蕎麦ってのを
食べてみたいんですけど」
冷たい肉蕎麦=山形名物らしい。
初体験だ。
鶏ダシの利いた冷たい
透明スープをはった丼の中に
蕎麦と鶏肉。
不思議な外見。
薄味でうまい。
未知との遭遇。
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ここで「三百年の掟やぶり」を
もう一杯追加。
ストレス過重の
1週間を終えた疲れが
気持ちよくほぐされてゆく。
ホスピタリティあふれる佳き店。
つまみ類は何と250円(!)から。
また行くぜ。
その後、商店街を徘徊し、
前にも入ったことがある
小さなカウンター飲み屋で
ビール2杯。
はふ〜。
よく食った&飲んだよ。
満ち足りた休日のスケッチ。
画像は件の冷たい肉蕎麦。
(注:食品サンプルではありません。)