中央林間は
チップインにて
久々に紙上理カルテットを聴く。
パーソネルは。
いぶし銀の
オールスター・メンバー。
ベース、紙上理(しがみ・ただし)。
ピアノ、寺下誠。
テナーサックス、岡淳(おか・まこと)。
ドラムス、亀山賢一。
実は。
前日まで岡氏のHPスケジュールに
LIVE予定が掲載されておらず、
「さてはダブルブッキングか?」
と懸念し、
当日昼間に彼が出演していた
楽器フェア@パシフィコ横浜にて
「拉致る」ことも考えたのだが。
無事、名演に
接することができ安堵した。
この紙上カルテット。
何の「てらい」も
「大見得切り」も
「小細工」もない。
まっとうすぎるほど
まっとうなプレイ。
なのに。
心臓近くをズズーンと
深い感動が襲ってくる。
つまるところ。
前回、このメンバーを
聴いた折の日記と
同じ内容に
なっちゃうんだけどさ。↓
http://d.hatena.ne.jp/jazzydays/20070317
今回は。
ガミちゃん(=紙上氏の愛称)の
アルコが光る「Easy To Love」で
思わず落涙。
2nd set では
彼のベースソロが
大活躍する「おハコ」、
「The Man I Love」を
約1年ぶりに聴けて感無量。
大事なのは。
肩の力が抜けているのと、
手抜きとは大違い!
という点だ。
何十年間もこの国で
ジャズを演奏してきた
プロ中のプロである
彼らだからこそ、
到達可能な境地なのだろう。
次回はいつこの面々を聴けるかな。
半年先なんて言わず、
なるべく早めにヨロシク。