紙上理4!@チップイン

jazzydays2007-11-04

中央林間は
チップインにて
久々に紙上理カルテットを聴く。
パーソネルは。
いぶし銀の
オールスター・メンバー。
ベース、紙上理(しがみ・ただし)。
ピアノ、寺下誠。
テナーサックス、岡淳(おか・まこと)。
ドラムス、亀山賢一。


実は。
前日まで岡氏のHPスケジュールに
LIVE予定が掲載されておらず、
「さてはダブルブッキングか?」
と懸念し、
当日昼間に彼が出演していた
楽器フェアパシフィコ横浜にて
「拉致る」ことも考えたのだが。
無事、名演に
接することができ安堵した。


この紙上カルテット。
何の「てらい」も
「大見得切り」も
「小細工」もない。
まっとうすぎるほど
まっとうなプレイ。
なのに。
心臓近くをズズーンと
深い感動が襲ってくる。

つまるところ。
前回、このメンバーを
聴いた折の日記と
同じ内容に
なっちゃうんだけどさ。↓
http://d.hatena.ne.jp/jazzydays/20070317


今回は。
ガミちゃん(=紙上氏の愛称)の
アルコが光る「Easy To Love」で
思わず落涙。
2nd set では
彼のベースソロが
大活躍する「おハコ」、
「The Man I Love」を
約1年ぶりに聴けて感無量。


大事なのは。
肩の力が抜けているのと、
手抜きとは大違い!

という点だ。
何十年間もこの国で
ジャズを演奏してきた
プロ中のプロである
彼らだからこそ、
到達可能な境地なのだろう。
次回はいつこの面々を聴けるかな。
半年先なんて言わず、
なるべく早めにヨロシク。