牧野竜太郎@赤坂Kei

jazzydays2007-10-08

力士・宇都乃波よ、
お前を甘く見ていたよ。
http://d.hatena.ne.jp/jazzydays/20071003
とにかく。
起き上がれん。
食えん。
カラダだるだる。
アタマぼけぼけ。
昨日は無理して出かけた
横浜ジャズプロムナード
中途リタイヤ。
もったいなや。


さて。
5日(金)の続きだ。
目黒ブルース・アレイを去り、
私が向かったのは赤坂。
この夜は我が第二の家、
鎌倉ダフネの長男であり、
新進ヴォーカリスト
牧野竜太郎が
な、な、な、何と。
あの福田重男のピアノを
バックに歌ってしまうんである!


正直。
竜さんの
10月LIVE予定を知った時、
我が目を疑った。
ええええええええ。
福田氏が歌伴かい!
マジかよ!
店のスケジュールには、


「鎌倉のイケメン
 New Jazz Singer
牧野竜太郎」


との紹介文が。
きゃああああああ。
かなり前から彼を知ってる身には、
くすぐったいわぁ(笑)。
文章はさらにこう続く。


「鎌倉のジャズクラブの老舗
 ダフネのご子息は、
 門前の小僧ならぬ
 やはりジャズシンガーとして
 デビューしていた!」


うむ。
これはもう。
目黒でルパンティック・ファイブを
聴いた後に行くしかなかろう。
が。
肝心の福田氏HPスケジュールに
当日の記載がないっ!
不安・不安・不安。
わざわざ出かけて行って、
違うピアニストに遭遇するのもアレだし。
で。
福田氏に直メール。
無事に出演を確認し、
安心して店に赴いたのであった。


共演のベーシスト、
スタン・ギルバートは
1938年生まれの超ベテラン。
何十歳も年上の彼らを迎え、
はたして竜さん、
どう出るのか?


結果。
飄々と普段通りのスタンスで
歌い上げる彼を間近に見てホッ。
曲目はお得意の
「Day By Day」
「Say No More」
「Beautiful Love」
「That's All」。


隣席にいた竜さんの父君、
コウちゃんが
「私が言うのも何だけど、
 上手くなりましたよね....」
とつぶやく。
同感。
デビューまもない頃に比べると、
声が格段に進化している。
練り上げられている。
2nd set からの参戦ゆえ、
たった4曲しか聴けなかったけれど、
贅沢極まりない組み合わせ、
とくと堪能したわよ。


おまけ。
私が敬愛してやまない
鬼才(オリジナルの数々を聴け!)、
福田重男は
憂国のピアニストである。
ダンディな容姿と
流麗な演奏にだまされちゃいけません。
硬派ですぜ。
いずれ。
昼酒ドロドロついでに
彼と憂国談義しよう!と
ひそかに計画しておる次第。
福田氏のディスコグラフィーはコチラを。↓
http://shigeofukuda.cool.ne.jp/disco.html
画像は@赤坂Keiの模様。