Lupintic Five@Blues Alley

目黒ブルース・アレイ・ジャパンにて、
大野雄二＆ルパンティック・ファイブを
数ヶ月ぶりに聴く。
やはり。
これだけのメンバーが勢揃いすると
マジックが起きる。
起こらざるを得ないよな。
私にとっちゃ、
一人一人が
心から愛するプレイヤー。
まさに夢のバンドなんだから。

パーソネルは。
ピアノ＆キーボード、大野雄二。
トランペット、
松島啓之（まつしま・けいじ）。
テナー＆ソプラノサックス、
鈴木央紹（すずき・ひさつぐ）。
ギター、和泉聡志。
ベース、俵山昌之。
ドラムス、江藤良人（えとう・よしひと）。

おなじみのバンド･テーマ曲が
始まるなり、
松島啓之の第一音に
思わず鳥肌が立つ。
コイツは本気だ！
もちろん彼はいつだって
本気なんだが、
この夜は。
後光というか、
オーラというか、
得体の知れない
凄味が全身から出ている。

そして。
鈴木央紹の
狂気と知性が
渾然一体となったサックス！
とりわけソプラノの
気合の入り方は尋常じゃない。
これだよ、これこれ。
これが鈴木だ！
言葉には到底、
置き換え不能な
「鈴木央紹サウンド！」としか
形容しようのない音色。

ミスター大野雄二の
クレイジーな演奏ぶりについては、
もう何度も何度も書いてきたので、
説明不要だろう。
はい。
凄まじかったです。
ちょうど真ん前の席だったので、
危険な光線を直に浴びました。
ありがたや。

演奏時間が短いせいか（約８０分）、
私が偏愛するケダモノ２匹、
エトー＆イズミの
見せドコロがちょっと
少なめだったのが残念。
途中、今夏の「ルパン三世」アニメスペシャル、
『霧のエリューシヴ』の
エンディングを歌った今井美樹が
無理やり客席から
飛び入りさせられ、
「ラブ･スコール」と
「愛のテーマ」の２曲を歌った。
これって豪華なのか？
サービスのつもりなのか？

MEMORIAL SOUND TRACK of LUPIN THE THIRD 「霧のエリューシヴ」

あのなあ。
余興はいらないんだけど。
別に今井美樹は嫌いじゃないが。
純粋にルパンティック・ファイブの
インストを聴きたいんだけど。
こちとら。
大事なカネと時間と体力を使って、
ある意味、
命がけで聴きに来てんだよ。
まあ。
苦言はその程度にしておこう。
大満足の内容だったのは確かだし。
今回の極私的MVPは松島啓之だな。

画像は料理＠ブルース・アレイ。
活帆立貝のポワレ、
イタリアン・ヴィネグレット・ソース。
（注：食品サンプルではありません。）
本当はねぇ。
もち豚ロース肉のポワレと秋野菜のグリル、
ネギ塩ソースってのを注文したんですけど。
しっかりして下さいよぉ！
時間がないから仕方なく食べましたがね。
そしたら。
スゲ〜うまかったよ。
結果オーライ。

さて。
昨夜の闘い（？）は
以上で終わったワケではない！
まだまだ豪華な続きがあるのだ。
詳細は次回に。