生きながら葬られ

総合病院にてエコー再検査。
検査の前夜はたいてい
そうなのだが。
やっぱり３時間ぐらいしか
眠れなんだ。
結果が判明するのは
２週間以上先。
その間はなるべく余計なことを
考えないように、
音楽音楽音楽音楽
音楽音楽音楽音楽
で時間を埋めつくしたい。
あるいは。
酒蕎麦酒蕎麦酒蕎麦
酒蕎麦酒蕎麦酒蕎麦
という手もあるな。

今日は病院帰りに横浜美術館で
「シュルレアリスムと美術」
なる展覧会を
見るつもりだったのだが。
http://www.yaf.or.jp/yma/exhibition/2007/special/03_surrealism/index.html
たまたま近場で開催されていた
「灘の酒」試飲会に引きずり込まれちまい、
（５００円で大吟醸・純米・本醸造の
　３種をテイスティング可能）、
昼飯前の胃はすっかりKO。

こ〜んな状態で、
敬愛するマグリットやキリコの
作品に接するのは、
はなはだ礼を欠くというものだろう。
なんて言い訳のモトに。
ランチがてら、
今度はワインですよ。
当然。
一人酒に決まっとる。

思えば。
いろいろなモノを失った。
空白感・喪失感ってヤツは。
手のひらの中心あたりから、
キューンと突き上げてきませんか。
私は自他共に認める
暑苦しい女だから。
「明日へ明日へ」と生き急ぐよりも
「昨日の続き」を生きることを
選ぶ人は去っていく。

それでも。
あきらめという感情は、
いったん慣れ親しむと案外ラクなもんだ。
すべての失望は
期待から始まる。
ヨレヨレ、ヨボヨボ、ヨイヨイの
ババアになる前に。
私は消えてやる。
その日が来るまでは。
どこまでも「前のめり」人生だぜ。
Buried alive in rock'n'roll！

ジャニス・ジョプリン―生きながらブルースに葬られ (1976年)

パール

画像は最近とみにお気に入りの黒ビール。
判官ビイキな私は、
このメーカーの商品を
すすんで飲むことは少ないのだが。
こりゃあウメエ。
ギネスのスタウト顔負け。

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