永遠の少年

jazzydays2007-07-28

昨晩は冷房を
3時間タイマーに
セットして寝たのだが。
起床時の室温34℃。
またしても。
食欲不振カムバック。


夕方、ようやく外へ
出る気になり、
なじみの蕎麦屋
鴨せいろ&ビール。
はふー。
満足。
ココの蕎麦は盛りが多い。
それでもコシが強くて
文句ナシにうまいから
完食できるのよ。


さて本題。
永遠の少年=プエル・エテルヌスとは。
ユング心理学における元型の一つ。
http://digitalword.seesaa.net/article/23263644.html
先日、とうとう河合隼雄氏が
お亡くなりになりましたな。
ユング心理学を日本に導入した大先達。
私は氏の同業者であった
故・秋山さと子氏の
講義を何年間か受けたことがあり、
ユングには格別な親近感を抱いている。


ユング自身の文章は
晦渋で難解と評される。
私は翻訳でしか
接したことがないんだが、
確かにそうなんだろうな。
ハッキリ言って。
ユングさんよ、
アンタが何を言いたいのか
よくわかんねーんだよ。


が、しかし、だ。
彼が切り拓いた世界は
とてつもなく豊穣。
挑戦する気概がある方は、
以下の代表作を御参照下され。
とりわけ。
後者は「シンクロニシティ」の概念を
詳細に語った名著である。


元型論

元型論



その前に。
秋山さと子氏著の入門書を
手に取るのが一番かもな。
新書版だから手軽に入手できるし、
平易な文体による懇切丁寧な説明は
大変とっつきやすい。



私にとって。
実在する「永遠の少年」と言えば、
この人をおいて他に存在しない。



Leo Sayer。
デビュー時にはピエロの扮装で
歌ってたあの彼だよ。
ソングライターとしての腕は第一級で、
スリー・ドッグ・ナイトもカバーした
「Show Must Go On」は、
タイトルを知らなくても
聴けば「ああ、あの曲か」と
誰もが納得するはず。
すでに還暦近いのだが、
かつて「七色の声」「虹色の玉手箱」と評された
あの歌声は今もって健在。
ルックスは確かに年輪を重ねたものの、
実年齢より、はるかに若く見える。


画像は数年前に再発された
黄金期のアルバムたち。
もちろん全部入手した。
現実世界の男たちに絶望しかけている昨今、
「永遠の少年」であり「永遠の恋人」は
もはや彼しかいなかったりして。
ベストアルバムの類もたくさん出ているが、
オススメは本国でのLIVE。


Live in London

Live in London


大ヒット曲の動画はコチラを。↓
http://jp.youtube.com/watch?v=rju9b_Uk8Sw
昨年、リバイバル・ヒットした
私が一番好きな曲はコレ。↓
http://www.youtube.com/watch?v=L6sCdO2pVfI&playnext_from=TL&videos=NQAQenhsplM