魂の弟たちへ

jazzydays2007-07-15

昨日も今日も。
蕎麦一玉しか食えずじまい。
でもね。
何とか生きてるもんよ。


私は若い男の子たちが好きだ。
未来への可能性が
キラキラまぶしく
輝いててさ。
あ。私が言う「若い」とは、
大体、10代後半から30代初めまでね。
でもって。
若き君たちへ、
お姐サンから遺言だ。
題して、
伝統芸能ラブ。」


1、シェイクスピアは読まなくてもいいから、
  一度は舞台を見とけ。
  下手な現代劇より、よっぽど面白いよ。


2、能は見なくてもいいから、狂言は見とけ。
  600年も昔の日本語がストレートに
  現代人の笑いを誘うことに、
  きっとビックリするだろ。


3、歌舞伎も機会があったら見とけ。
  東銀座・歌舞伎座の一幕見席なら、
  千円以内で見られる。
  エグイよ。濃ゆいよ。コテコテだよ。
  

4、クラシック音楽には一回、ずっぽりハマっとけ。
  ロンドンじゃ、髪をツンツンに逆立てた
  パンク野郎がマーラーを聴きに出かけるんだぜ。
  http://d.hatena.ne.jp/jazzydays/20060605


5、オペラも機会があったら見とけ。
  イタリア・オペラは、
  「惚れた、刺した、逃げた」の
  三面記事的ストーリーのオンパレードだ。
  とりわけ。
  ヴェルディの音楽はおどろおどろしくって
  ヘビメタ風味満点だ。
  クソな現代ミュージカルなんぞ比較にならん。


6、私のフィルターがGO!サインを出した
  日本人ジャズ・ミュージシャンはナマで聴いとけ。
  絶対にハズレはない、
  と自信を持って断言する。


じゃあな。
まだすぐには死なないけど、
君らより先に逝くのは確実だからさ。
画像は恒例、食品サンプル・シリーズ。
「海老クリームパスタの上にて
大見得を切るフォーク」。
大向こうからの掛け声は、
やっぱり「海老サマ!」かしら。