昨日も今日も。
蕎麦一玉しか食えずじまい。
でもね。
何とか生きてるもんよ。
私は若い男の子たちが好きだ。
未来への可能性が
キラキラまぶしく
輝いててさ。
あ。私が言う「若い」とは、
大体、10代後半から30代初めまでね。
でもって。
若き君たちへ、
お姐サンから遺言だ。
題して、
「伝統芸能ラブ。」
1、シェイクスピアは読まなくてもいいから、
一度は舞台を見とけ。
下手な現代劇より、よっぽど面白いよ。
2、能は見なくてもいいから、狂言は見とけ。
600年も昔の日本語がストレートに
現代人の笑いを誘うことに、
きっとビックリするだろ。
3、歌舞伎も機会があったら見とけ。
東銀座・歌舞伎座の一幕見席なら、
千円以内で見られる。
エグイよ。濃ゆいよ。コテコテだよ。
4、クラシック音楽には一回、ずっぽりハマっとけ。
ロンドンじゃ、髪をツンツンに逆立てた
パンク野郎がマーラーを聴きに出かけるんだぜ。
http://d.hatena.ne.jp/jazzydays/20060605
5、オペラも機会があったら見とけ。
イタリア・オペラは、
「惚れた、刺した、逃げた」の
三面記事的ストーリーのオンパレードだ。
とりわけ。
ヴェルディの音楽はおどろおどろしくって
ヘビメタ風味満点だ。
クソな現代ミュージカルなんぞ比較にならん。
6、私のフィルターがGO!サインを出した
日本人ジャズ・ミュージシャンはナマで聴いとけ。
絶対にハズレはない、
と自信を持って断言する。
じゃあな。
まだすぐには死なないけど、
君らより先に逝くのは確実だからさ。
画像は恒例、食品サンプル・シリーズ。
「海老クリームパスタの上にて
大見得を切るフォーク」。
大向こうからの掛け声は、
やっぱり「海老サマ!」かしら。