ボールを転がせ!

jazzydays2007-06-07

過去数十年にわたり。
これなる魔女が投げたボールを
受けとめもせず、
投げ返しても来ない
バチ当たりな人間共が
跋扈する現世というヤツに
つくづく閉口・辟易した。
で。
月世界旅行にでも
出ようと思ったのだが、
どうやら。
まだやり残したことが
あるらしいので、
もうちょっと踏みとどまろう。


「Them Heavy People」と題された
Kate Bush の曲がある。
http://www.seeklyrics.com/lyrics/Kate-Bush/Them-Heavy-People.html
日本発売時のタイトルは「ローリン・ザ・ボール」。
文字通り。
歌詞中で以下の部分が
何度も繰り返されるためだろう。
「rollin' the ball,
 rollin' the ball,
 rollin' the ball to me....」
不肖アタクシ。
幼少時より。
ボールを投げるのは大の得意であった。
投げて投げて投げて投げて。
投げすぎて。
ついには。
星飛雄馬のごとく、
ピシッという音と共に
筋肉が損傷したのだよ。


からして。
今後はキャッチャーに専念することにした。
転がせ転がせ!
その手のボールを転がせ!

性根の入った直球ならば、
しかと受けとめるぞ。
痛みをこらえ、
キッチリ投げ返すぞ。
これなる魔女の寵愛を受けた者は、
必ずや飛躍する。
不興を買った者は、
必ずや失墜する。
過去の例をイチイチ挙げるまでもない。
もう十二分にわかってんだろが。


「なにを聞いてもむだだ、
 わかってるだろう、
 わかってることは。」

シェイクスピア『オセロー』第五幕第二場より
 イアーゴーの台詞。小田島雄志訳)


画像は「"気"のボールを手にするケイト」。
受けとめた直後なのか、
まさに投げ返そうとしているのか?


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裏ブログ『不良熟女のe本棚』更新しました。
ヒロインは「イイ年でミニスカート派」の大先達。
題して「極妻、荒行の巻」でございます。
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